カエルニッキ

ド・ザイナー。

『金の国 水の国』


岩本ナオ原作、マッドハウス 渡邉こと乃監督の『金の国 水の国』を観てきました。感想にネタバレあるかもしれませんので、未見の方はご注意です。

ずっと応援したくなる話。柔和で真の強いお姫様サーラの、勇気を出す姿が愛おしい。両国の文化色が程よくあって、わかりやすいけど簡単じゃない、けどステキな国交のお話でした。本当のど悪人がいないのも良かったです。

全てを包み込むような音楽はエバン・コール。もうこれは世界観間違いなし! エバン・コールのWiki見たら、18歳までは、ブラインド・ガーディアン、ラプソディー・オブ・ファイアなど好んで聴いていた。ということですが、私も好き!

ナヤンバヤルの声を担当した賀来賢人さん、声優さんかと思うほど表現力あって、ちょっと驚きました。

23.02.11

下北沢 BONUS TRACK「Botany×DORIP(サランちゃんのコーヒー)」


下北沢 BONUS TRACKに初上陸。 週2で営業しているサワー屋さん、「Botany」さんとこの度コラボした「Botany×DORIP(サランちゃんのコーヒー)」を飲んできました。


BONUS TRACKの南側の様子です。何度か前を通っていますが、店内に入るのは初めて。この一角にボタニーさんのお店があります。(一番手前の建物)


BONUS TRACKは、古き良き新しい文化色満載のオサレ横丁です。


会場のボタニーさんです。


ボタニーサワーは、カウンターにずらりと並んで壮観な眺めでした。色々な種類に、それぞれ作られたストーリーもありそうでステキな光景です。今回のコラボでコーヒーのサワーも作られたそうです。
果実が乗ったノンアルサワーもあって、おいしそうだったので次回飲んでみたいです。


DORIPさんの、豆いろいろ。


一杯ずつ淹れているところ。ドリッパーはORIGAMI。洒落てる。


DORIPさん、本日のメニューの様子です。
おちょコーヒーで、ちょっとずついろいろ飲めるの良かったです。比較的お湯温度低めで淹れていた様子。以下ファーストインプレッション。

  • 1杯目 インドネシア マンデリン 深煎り…ボディ感が強いと予想していたら、軽めで甘く飲みやすい衝撃。
  • 2杯目 エチオピア イルガチェフェウォルカ 中浅煎り…酸味はありつつ香ばしさもあって驚きのバランス。
  • 3杯目 日本一バリスタシュトーレンブレンド…シナモン風味に果実の酸味と香ばしさが複雑に感じられて、バランスよかった。
  • 4杯目 中国雲南…香りはモンスーン寄りな燻製みを感じだけど、味はスパイス風味で逆に柔らかく感じた。


煎茶を浅煎りしたほうじ茶もいただきましたが、これがすごくいい香り! 香りでいただくほうじ茶で、かなりまったり気分に。 煎りたてが最高においしいとのこと。

Botanyさんは毎週火曜、金曜営業
出店日最新情報→Botany(@botany_sour) • Instagram写真と動画

コロナ前ぶりぐらいに会った人たちが、たくさんいらっさってて、こういう感じ久しぶりで楽しかったー! りっちゃん、ドリタくん、すずきぃ、まこりんありがとう。


店のお外にこたつテーブル!


ボーナストラックの敷地をぶらぶら。おもしろ本屋B&Bがここに移転していたとは。当時は本屋でコーヒーが飲めるの珍しかったおもひで。店頭にあったので思い出したのですが、かつてB&Bで10年メモを買ったのを思い出し、帰宅後、引っ張り出してきました。ムーミン万年筆で書こうかなと思います(リンネルの今月の付録!)。


日記のお店。月日のハンコが魅力でした。


お話を聞いて、興味が湧いたのでコヤナギコーヒーニッポンさんの豆をその日の夜に注文。2日後に届きました。早い!


後日、ご指定のエイジング期間を経て、付属の淹れ方見ながら早速淹れてみました。中炒り寄りの中浅炒りグアテマラ。豆10g:お湯90度 150ml で、すごい甘い! 後味に香ばしい飴のような甘さを感じました。好きかも! グビグビ飲んでしまいました。この甘さ、今までにない感じです。またステキな焙煎屋さんを知ってしまったかもです。

23.02.09

『レジェンド&バタフライ』


東映創立70周年記念作品、大友啓史監督、古沢良太脚本の『レジェンド&バタフライ』を観てきました。感想にネタバレあるかもしれませんので、未見の方はご注意です。

今年のNHK大河ドラマ『どうする家康』と同じ、古沢良太脚本なので興味深く観ました。数多く物語が作られてきた信長の、「こういうラスト」もあるのかと。歴史の史実より、2人の関係にフューチャーしてました。さすがの木村拓哉さんのさまになる武将姿、意外やドスの効いた声の綾瀬はるかさんの勇ましさに圧倒されました。とにかく戦国時代の美しい場面作りが圧倒的で、映えの映画でした。

史実に厳しい方にはそう映らないかもしれませんが、「こういうラスト」と言ったところは、もしもこうだったら、という希望的観測があって、とても救いのある場面で、そう悪くはなかったと思います。みんなが知っている結末を、どうやってドラマチックに終わらせるか、これはひとつの世界線でも良かったと思います。


キャストに、『麒麟がくる』の斎藤高政役の伊藤英明さんが、濃姫側近役で出ていて、混乱する場面も! 『鎌倉殿の13人』の冠者殿が蘭丸で相変わらずお美しゅうございました。そして音尾くんが最高に軽やかな藤吉郎を拝めました〜!

23.02.05

自家製味噌の作り方-Paddbre 麹のworkshop- 2023年1月


昨年初めて参加して、かなりいい感じだったので、今年も自家製味噌の作り方-Paddbre 麹のworkshop- 1/28(土) に参加してきました。

講座内容も良かったし、できた味噌を使った食事で断然調子良い感じになったので、日々の良い腸活ができるように意識が向くようになりました。何より味噌教室は楽しいし、できたお味噌もおいしい!

昨年のニッキとも重複しますが、改めて体験した内容を記録したいと思います。自家製味噌、麹、腸活にご興味のある方は見てってください。


パドブレ味噌教室は、ほとんど下準備をしていただいている状態からスタートで、初心者にはとてもありがたいです。一回の教室は4名まで。写真のようにセッティングされた状態で始まります。


なぜこの時期に味噌を仕込むのかは、寒いこの時期は雑菌が少なく、やさかの麹が手に入るから、だそうです。袋から麹を出してボウルに入れ、塊がなくなるまで手で細かく砕きます。この時、自分の手の常在菌が混ざり、自分の免疫をさらに高める味噌ができるそうです。「おいしくな〜れ」と言いながら揉みました。

手の甲とかにも擦り付けるとお肌がツルツルに。SK-IIに配合されているのもこの麹の成分だとか。そして用意されていた塩をひとつまみぐらい残して(最後に振りかける用)全部混ぜていきます。


次に、ほっかほかの、やさかの煮大豆。あらかじめ湯煎であっためてあって、これの豆の塊を、持参したバスタオルに包み、足で踏んでつぶします。あっためると煮大豆は潰しやすくなり、麹に混ぜる時は温度が高いと生きた菌が死ぬので、冷ましながら塊を潰す、という作業。足の裏があったかくて一石二鳥です。ときどき先生のチェックをもらいます。


煮大豆を潰し終わったら、麹と混ぜます。混ぜる時は、煮大豆の袋の3辺を切るのですが、3cmぐらい内側に煮大豆を寄せてから、切ります。片面を開いて、またもう片面も開いて、そしてボウルに落とし、袋に残った煮大豆は、用意されていたピンクのヘラで残りを削いで入れます。


煮大豆と麹を混ぜ合わせますが、これが一番肉体労働でした。混ぜ終わったら団子を作り、空気を抜いて、タッパの端から詰め込んでいきます。


なるべく水平になるように詰めて、最後はピンクのヘラでならします。


表面に最初に残しておいた、ひとつまみの塩を振り、ラップをして空気が入らないように端も詰め込みます。最後は酒粕を粘土のように長細く伸ばして、ぐるりと周りに蓋をして閉じます。


あとは容器の内側の側面をカビないようにリカーで拭き取り消毒。


ラップがちょっと浮いているので、帰宅してから、塩袋を乗せて置くようにとのこと。2袋に分けて上に乗せました。


蓋はテープで密封、紙袋で陽を通さないもので包み、おうちの常温の場所へ保管。開けるのは10月です。ドキドキ。


味噌教室には、おいしいおいしい麹ランチがついています。これも楽しみのひとつ!
まずは酵素ジュースを先にいただきます。そしてランチプレート。真ん中にタコライスのチーズ、左から右回りで、ワカモレ、野菜サラダ、菊芋と大根の醤油麹ポン酢、味噌ポテサラ、自家製味噌チキン、玄米ごはんと、自家製味噌チリコンカンスープ。おいしいいい! 味噌チキンと菊芋と大根の醤油麹ポン酢は惣菜のテイクアウトもして、晩ご飯にしました。


デザートもついてます。大人気キャロットケーキ、りんごのサワークリーム、ともにハーフサイズでどっちも食べられるのがちょうど良いです。いただきながら、ゆう先生の麹や発酵のお話聞ける、この空間がとても好き。麹が体に良い働きをすること、旨みを出すということ、こういう豊かな気持ちになれるお話がたくさん聞けます。実は3月にももう一度教室受けようと思っています。今年、味噌は2回仕込む予定です。できたお味噌が一年持たないので……。

【関連ニッキ】


23.02.04

Word作業の書類が消えた問題「バックグラウンドで保存する」で解決

Word作業でひとつ問題解決したのでメモとして残しておこうと思います。実際のところ、その後再発はしないものの、理由がわからないままなのですが、世界の誰かの参考になれば幸いです。

ちなみに普段私はWordは原稿をもらった時に開くぐらいで、ほとんどアプリを使って作ることがなく、この度イレギュラーに作業をしている状況です。

【作業環境】


とある受け継いだWord書類の修正作業をしていたら、2回ぐらい保存したあたりで、[ファイルアクセスを許可が必要]というダイアログがでてきました。この許可するアイテムというのが見えず、キャンセルせざるを得ないのですが、以降、ファイル名が「.~WRD0318」になり、ファインダー上では不可視ファイルに変わってしまい、保存してファイルを閉じると修正した部分のデータが修正前になっている現象にあたりました。

何度やっても同じようにダイアログが出た後はファイル名が変わり、そして修正部分は元の姿に……。



このほか、不可視ファイルを表示して、いろいろいじってたら、ダイアログにもいくつかパターンがあり、


こちらも[OK]したらファイルが消えてしまう結果に。(どこに保存されたんだ……!)


アクセス権と出たので、作業している外付けHDDではなく、別パーティションの起動ディスクのSSDに移して作業したところ、前述のダイアログが出ず、最後まで修正作業を終えることができました。ですが、これで作業用HDDが危険な状態にあるかもという不安が出てきました。

HDDの件はひとまずおいといて。

原因究明に行きあたったのが、こちらのサポート内容でした。

Word 2010 で文書を編集後にファイルを開き直すとテキスト ボックスの中の文字が削除される場合がある

直接は関係ない内容ですが、こちらの解決方法にある

[保存] 項目の [バックグラウンドで保存する] のチェック ボックスをオフにし、[OK] をクリックします。

で、私の問題も解決しました。
なぜなのかわかりませんが、作業HDDはまだ大丈夫だということもわかり、一応解決ということにしました。

同じようなことがあった方の、お役に立てれば幸いです。

23.02.01

大手門・北の丸公園・神保町


ゆるゆるのおさんぽニッキです。
ランナーひしめく皇居大手門から、お堀沿いに北へ歩いて東京国立近代美術館へ。
東京国立近代美術館からは北の丸公園を突っ切って、神保町まで歩いてみました。


くにゃくにゃ



将門公の首塚将門塚。きれいになってから初めてきました。土曜に行ったのですが、お参りに来る人が後を耐えませんでした。


震災イチョウ関東大震災で残ったイチョウだそうです。


平川門から皇居東御苑の入り口。今度入ってみたいです。


科学技術館。星の模様の外壁と、真上から見たら手を広げたような形が独特です。科学は手で作られるとかなんとか。売店にちょっと寄ってきました。


singing


犬の気持ち


スタイリッシュな石垣。武道館に行くとき通る田安門にある枡形の石垣。田安門は武道館の門に見えますが、地味に江戸城最古の現存建造物とされています。石垣の石はほとんどが伊豆半島の石。


かつて『タモリ倶楽部』でも出ていた九段下ビルは、老朽化により2012年に解体され、2020年に専修大学校舎となっています。ハイテクそう。


お向かいにある、ニュー九段ビル。趣があったので。


神保町の筆屋さん筆墨硯紙老舗 九段下 玉川堂のワゴンで見かけて買ってきた小さないろいろ。今年はちょっと手書きの機会を増やしたいなと思ってます。神保町、店頭に本が迫り出していて、本好きが立ち寄る姿を結構みて、昔っぽい懐かしみがありました。久しぶりで楽しかったです。


ここでさんぽゴール。嵯峨谷 神保町店の天ぷらそば(530円)。十割そばおいしい! かき揚げが揚げたて。なんてすばらしいお店なのでしょう。


23.01.16

『大竹伸朗展』


東京国立近代美術館で開催中の大竹伸朗展に行ってきました。
以前大竹伸朗 全景 1955-2006に行ったのは、実に17年前! 行く当日、朝まで仕事が終わらず徹夜明けで行ったものだから、後半脳がパンクして朦朧としていたおもひで。


美術館入り口前から展示は始まっている! 期間限定の宇和島駅。

膨大な物量の展覧会、17年前見たあの展示よりもパワー拡大していたボリュームでした。世界各地の長旅を終えた感。写真撮りホーダイなのもうれしい(動画はNG)。89分の8K映像は見応えありますが、換気の関係で風通し良い場所での上映だったのでここだけは上着必須でした。
不確定な偶然があり、時間の流れすら素材にしてしまう「時」の部屋と、「層」の部屋がとても興味深かったです。脳みそかき回される展示会でした。

「自/他」
本店を構成する7つのセクションの内容は、それぞれ重複しながら、ゆるやかにずれてつながっていきます。(公式よりコピペ)

自画像や自身のアバター、あるいは自己を形成してきたイメージの群れがずらりとひしめく壁で始まります。9歳のコラージュから、近年まで60年の幅が凝縮されている展示。



本人の自画像とされる、モンシェリー小屋の強烈なインパクト。

あとは気になった作品の写真など並べて見ます。



「時間」の部屋



「移行」の部屋


「スクラップブック #01-#71、1977-2022」





「層」の部屋



8K放送されたときに取り掛かっていた作品。



「音」の部屋

以上になります。

以前大竹伸朗 全景 1955-2006に行ったのは、実に17年前。その時一緒に行った3人は覚えているかな。新宿御苑でランチして「大竹伸朗全景」を見に行ったのでした。
【関連ニッキ】熟した美女たちの夢のコラボレーション - 2006-12-20


展示の外で、向かい合ってた


四角い螺旋階段

大竹伸朗展
期間:2022年11月1日(火)~2023年2月5日(日)
休館:月曜日(ただし1月2日、9日は開館)、年末年始(12月28日~1月1日)、1月10日(火)
時間:10:00-17:00(金曜・土曜は10:00-20:00)*入館は閉館30分前まで
料金:予約優先チケット(日時指定制)
   一般  1,500円(1,300円)
   大学生 1,000円(800円)
   *( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。
場所:東京都千代田区北の丸公園3−1
巡回:愛媛県美術館 2023年5月3日(水・祝)-7月2日(日)
   富山県美術館 2023年8月5日(土)-9月18日(月・祝)[仮]


23.01.15