カエルニッキ

ド・ザイナー。

『大竹伸朗展』


東京国立近代美術館で開催中の大竹伸朗展に行ってきました。
以前大竹伸朗 全景 1955-2006に行ったのは、実に17年前! 行く当日、朝まで仕事が終わらず徹夜明けで行ったものだから、後半脳がパンクして朦朧としていたおもひで。


美術館入り口前から展示は始まっている! 期間限定の宇和島駅。

膨大な物量の展覧会、17年前見たあの展示よりもパワー拡大していたボリュームでした。世界各地の長旅を終えた感。写真撮りホーダイなのもうれしい(動画はNG)。89分の8K映像は見応えありますが、換気の関係で風通し良い場所での上映だったのでここだけは上着必須でした。
不確定な偶然があり、時間の流れすら素材にしてしまう「時」の部屋と、「層」の部屋がとても興味深かったです。脳みそかき回される展示会でした。

「自/他」
本店を構成する7つのセクションの内容は、それぞれ重複しながら、ゆるやかにずれてつながっていきます。(公式よりコピペ)

自画像や自身のアバター、あるいは自己を形成してきたイメージの群れがずらりとひしめく壁で始まります。9歳のコラージュから、近年まで60年の幅が凝縮されている展示。



本人の自画像とされる、モンシェリー小屋の強烈なインパクト。

あとは気になった作品の写真など並べて見ます。



「時間」の部屋



「移行」の部屋


「スクラップブック #01-#71、1977-2022」





「層」の部屋



8K放送されたときに取り掛かっていた作品。



「音」の部屋

以上になります。

以前大竹伸朗 全景 1955-2006に行ったのは、実に17年前。その時一緒に行った3人は覚えているかな。新宿御苑でランチして「大竹伸朗全景」を見に行ったのでした。
【関連ニッキ】熟した美女たちの夢のコラボレーション - 2006-12-20


展示の外で、向かい合ってた


四角い螺旋階段

大竹伸朗展
期間:2022年11月1日(火)~2023年2月5日(日)
休館:月曜日(ただし1月2日、9日は開館)、年末年始(12月28日~1月1日)、1月10日(火)
時間:10:00-17:00(金曜・土曜は10:00-20:00)*入館は閉館30分前まで
料金:予約優先チケット(日時指定制)
   一般  1,500円(1,300円)
   大学生 1,000円(800円)
   *( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。
場所:東京都千代田区北の丸公園3−1
巡回:愛媛県美術館 2023年5月3日(水・祝)-7月2日(日)
   富山県美術館 2023年8月5日(土)-9月18日(月・祝)[仮]


23.01.15