カエルニッキ

ド・ザイナー。

『クラメルカガリ』/『クラユカバ』


ファンタジア国際映画祭長編アニメーション部門【観客賞・金賞】の快挙を達成、ついに日本凱旋公開となった、塚原重義監督作品、劇場長編アニメーション映画『クラユカバ』『クラメルカガリ』を観てきました。感想にネタバレあるかもしれませんので、未見の方はご注意です。

初めに作られたのが『クラユカバ』、次作のスピンオフが『クラメルカガリ』で、作られた順番に見たい気がしたのですが、劇場のスケジュールの都合で逆の『クラメルカガリ』→『クラユカバ』の順で観ました。

『クラメルカガリ』は、登場人物設定も物語もわかりやすく派手目、『クラユカバ』は探偵の謎解きでちょっと難しいところがありました。でも両方とも、明治か大正か昭和初期の帝都の面影のある世界観がすばらしく、地下のクラガリに惹きつけられるテーマも良く、終始地下世界図鑑を見ているようでした。

個人的にアビス、地下ものにハズレなしと思いました。

音楽も世界観バッチリあっていて、レトロ好きは是非に。
チャラン・ポ・ランタンさんの曲がインパクト大です。監督も出演したアニゲーイレブンのゲスト回を見ましたが、中のおふたり喋るとめちゃくちゃおもしろいです。特に小春さん。


24.04.24