『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』前章を観てきました。感想にネタバレあるかもしれませんので、未見の方はご注意です。
世界が仰天した宇宙船登場と、女子高生の日常のギャップが超おもしろいです。おんたんの理屈っぽいところが好き。すでに今年一番のアニメ映画になったかも。
冒頭突然の宇宙船襲来で目が離せないし、数年後はそれに慣れちゃった、戦後のような、パンデミックが収束しつつあるいまの世の中と少し似ていて、ちょっと心がざわざわしつつ、ワクワクもしちゃいます。
なにかと米国がサンプルを持っていってしまうの、一時期の特撮映画によく見られたので、そういう懐かしい感じも好きです。
世界が終わるかもしれないけれど、女子高生の中で重要なのはそういうことじゃないことが、リアリティあって共感するところもあり、そういった心情を揺さぶられる部分が、この映画おもしろい！と思わせた気がします。それに加えてイソベやんをはじめ、馴染みのあるようなキャラクターたち。
前情報なくいったのですが、主役2人の声は、声優じゃなかったのにびっくりです。ふたりともうますぎて、エンドロールにかかった曲で、テンションがさらに上がってしまいました。最後までたのしめた『デデデデ』後章が楽しみです。
24.04.24
