カエルニッキ

ド・ザイナー。

男鹿和雄展

東京都現代美術館で開催中の、ジブリの絵職人 男鹿和雄展を観に行きました。なんという盛りだくさんの作品郡。本物よりも本物らしい風景というか、一枚一枚心に入り込んでくるような情景の絵がたくさんありました。

描きあげる過程のビデオが上映されていましたが、ただのはけで描いたようなシミが、どんどんリアルな森になり、木になり、岩になって行きました。その一枚の絵は11時間かかって完成しました。このような精魂込めた絵がたくさんあって、大変おなかがいっぱいです。

想像の世界でも、現実の世界でも、自由に世界を描けるなんて、なんて素晴らしいことでしょう。かかわった映画やアニメの作品の一部の絵から、作品全体のものすごい量のエネルギーが発せられていました。いろいろなやる気をたくさんもらってきた展示会でした。

ジブリの絵職人 男鹿和雄
会期:2007.7.21〜9.30
場所:東京都現代美術館
入場料:1,100円



常設展示室にあった岡本太郎の巨大壁画《明日の神話》も時間が合ったらオススメ。男鹿和雄展は平日でも結構込み合ってたけど、こちらはスカスカでした。でかい絵を独り占めできるチャンスです。壮観ですよ。

明日の神話 特別公開
会期:2007.4.27〜2008.4.13
場所:常設展示室 3F
入場料:一般500円 学生400円 65歳以上・高校生250円 中学生以下無料(特別展の入場料で入れます。)