銀座 ヴァニラ画廊 -Vanilla Gallery -で公開中の濱中利信コレクション「エドワード・ゴーリーの世界」に行ってきました。
怖いとか、不条理とか、不快とか、残酷とかいわれる絵本、それがゴーリーの世界。一番インパクトあったのは、アルファベット順に子どもが死んでいく「ギャシュリークラムのちびっ子たち」。それがまた韻を踏んでいたり語呂が良くて、えっ! となってしまう。
ポスターが何枚も展示されていたのですが、絵も線の細かさと白い空間の使い方が、ハッと眼を見張るような構図で、何度か白の空白を目でなぞってしまう。絵本の絵は残酷なヒヤリとするものが多く、この毒は蜜の味がするような、癖になるものがあります。
あと、『うろんな客』キャラクターがグッズ化されていて、マスコットとか、バッヂとか結構な量でした。よくみるとかわいい。
日本初上陸ということもあってか、土曜日に行ったのですがすごい混んでました! ギャラリー自体そんなに広くないのですが、行ける人は平日がおすすめです。
【参考サイト】
濱中利信コレクション「エドワード・ゴーリーの世界」
期間:2013年12月3日(火)〜12月28日(土)
休館:会期中無休
時間:月〜木:12時から19時 / 金:12時から20時 / 土日祝:12時から17時
料金:入場料1,000円(展示パンフレット付)
場所:東京都中央区銀座八丁目10番7号 東成ビル地下2F