初めて皇室のお庭、皇居東御苑へ行ってきました。
過去に皇居に入った記憶は、昭和の頃、新年の一般参賀です。あの二重橋を渡り、広場みたいなところから陛下に旗を振りました。
皇居の東御苑はまた違ったエリアにあり、入園無料。入口は、大手門・平川門・北桔橋門(きたはねばしもん)の3箇所で、持ち物チェックがあります。今回は大手門から入り、北桔橋門から出ました。
猛暑だったこともあり、休憩所があればとにかく休み、サクッと回ってきました。何枚か写真をアップします。
現存している同心番所(登城する大名の供の者を監視)、百人番所(江戸城最大の検問所)
汐見坂。家康による築城の頃は、日比谷入江がここから見えていたそうです。石垣は、石の切り出した跡が見えます。大名のサインは観測範囲では見つけられませんでした。家康はこの辺一帯を埋め立てて江戸の街を作ったんですねえ。
大奥跡。芝生がフッカフカです!
江戸城模型、壮観です。
ぐるっと回って模型の展示されている建物を見ると、奥のビル群とのギャップがすごいです。
石室。用途が諸説あるそうで、ちょっと怖い想像をしてしまいました。
天守台。さすがに、一番見晴らしの良いロケーションでした。
天守台の石垣。迫力です。
天守台のすぐ横に、とても印象的な建物があります。桃華楽堂というそうで、昭和天皇の皇后様の還暦記念に建てられた音楽ホールだそうです。八面体のフォルムが宗教色を感じますが、タイルの模様といい、さまざまな意味が込められていそうです。
苑内から見える風景は、都会のビル群とのギャップがすごいです。とにかく緑のお手入れが行き届いていて、心が清められるような気分で見てまいりました。
23.07.23