カエルニッキ

ド・ザイナー。

赤平・札幌の旅【1日目】北海道開拓の村の『ゴールデンカムイ』モデルを訪ねて


旅のカリスマ


3年ぶりの飛行機旅です! 空港では対人ではない、荷物預けるコクーンのような装置を初めて見て、大興奮。
この度水曜どうでしょうハウス公開に参加するべく、北海道へ旅立ちました。果たして開催されるのか、参加できるのか、旅立つ日まで心配事が多々ありましたが、無事行って帰ってこられました。久しぶりの旅でいろいろ余裕がありませんでしたが、夢のような3日間だったので、ニッキに記録したいと思います。
他の日は『ゴールデンカムイ』の舞台探訪をしました。これから3日間分は『水曜どうでしょう』と『ゴールデンカムイ』の北海道舞台探訪まぜこぜニッキになります。ご容赦くださいませ。


新千歳空港について、そのまま新札幌駅へ荷物を置き、バスで『ゴールデンカムイ』のモデルとなった建物を見に北海道開拓の村に向かいました。札幌で使える交通系ICカードいろいろあります。



▲旧札幌停車場
北海道開拓の村は、思いのほか広く、時間がなくなって市街地ゾーンしか回れませんでしたが、盛りだくさんでした! 写真は旧札幌停車場。開拓の村の管理練でこちらで入場受付がされています。『ゴールデンカムイ』第24巻でも土方さんが金魚売りしていたりと、ちょいちょい出てきたところです。



受付も兼ねてる旧札幌停車場の休憩場所に、野田サトル先生と、杉元・アシリパさん中の人のサインがありました。パネルはありませんでした。



超公式舞台探訪図。作中に出てきた場面と、コミックの巻数まで添えられててすばらしいですね! これの市街群+漁村郡ちょっとを見てきました。


今回舞台探訪できた建物にオレンジ色でマルしました。緑線で見た経路を表しました。


馬車鉄道。土の部分に馬の蹄跡が見えます。


お馬さん。


▲旧浦河支庁庁舎
第6巻 「殺人ホテルだよ全員集合‼︎」の「札幌世界ホテル」のモデルになりました。


家永が降りてきた階段も!


第7巻 (写真左)エディー・ダンの応接室。フチのお姉さんのアザラシの皮で作られた宝物の衣服を、アシリパさんたちが買い戻しに集まったところです。



▲旧手宮駅長官舎
第6巻 茨戸の宿場町のケツアゴ署長のいる分署。茨戸宿場町全面抗争シーンに登場。


▲旧開拓使爾志通洋造家
第7巻 エディー・ダンのお屋敷外観。



▲旧福士家住宅
第5巻 土方さんたちのアジト。土方さんが座ってたあの椅子!
第8巻 人数が増えてみんなでくつろいでるの和みます。
第23巻 のら尾形がケーンケーンしてた火鉢!



▲旧松橋家住宅
第2巻 このテーブルで鶴見中尉に小樽名物の花園団子ご馳走してもらう杉元。イテテテ!



▲旧有島家住宅
第10巻 天才的銃器開発者……陸軍中将 有坂成蔵登場シーン。家の裏側は、第3巻、第8巻で、土方さんのアジトの外観として。



▲旧北海中学校
第23巻 鶴見中尉の回想シーン。宇佐美上等兵のトキシゲ少年のいた教室。「なあトキシゲそうせーや」


開拓時代の文化や社会的展示がてんこ盛りでした。


▲第23巻 土方さんたちが潜伏していたお寺。


このあと、片目になった尾形がオオハクチョウを獲ってきて、みんなで鍋を囲みました。


▲旧青山家漁家住宅
第4巻 第5巻 辺見和雄が、白いごはんで杉元とアシリパさんを釣ったところ。手前の窓際にお布団みたいなの並んでたので、多分風邪で寝込んでた人はそこで寝てそう。


第6巻 日泥親子のニシン番屋外観。火事の時荷物を取りにきた部屋のシーンたくさん。


▲旧浦河公会会堂
第27巻、第28巻 鶴見中尉がソフィアとアシリパさんに尋問しているところを、覗き見してた月島軍曹が、鶴見中尉の本音(?)を聞いて振り向いたら居た、鯉登少尉の顔が好き。


▲旧渡辺商店
第16巻 サーカス団の長吉が鯉登少尉から逃げて入る建物。
第27巻 鶴見中尉がソフィアとアシリパさんを監禁した教会の隣にあった建物。とされているけれど、本編でとても見つけにくかった!



▲旧山本理髪店
第6巻 尾形! 尾形そのまんまじゃないか! 「お客さんも用心棒かい」みたいな会話の後に窓の外にふらりと現れる土方さん見かけるシーン最高。


▲旧島歌郵便局
第11巻 谷垣ニシパがアシリパ伯父から電報を受け取るところ。



▲旧武岡商店
第21巻 樺太で日用品買い出し中に、白石が頭巾ちゃんに撃たれちゃう。



▲旧広瀬写真館
第13巻 北見の写真館で、みんなきちんとして撮ったのに、谷垣ニシパだけがフンドシ写真撮ったとこ。ここが一番華やかな場所。自然の光が差し込む斜めの窓が良い〜。斜めの窓は、第27巻 265話扉のハセガワサンファミリーのバックにもあった!



▲旧近藤医院
第6巻 世界ホテルが爆発したあと、家永が横になってたベッド。


▲旧武井商店酒造部
第2巻、第3巻 ほか何度か登場している第七師団の兵舎。


▲旧三ます河本そば屋
第2巻 娼館の設定? 牛山初登場シーン。その後、杉元がにしん蕎麦を食べて、二階堂兄弟と乱闘したところ。



▲旧来正旅館
第4巻 白石が聞き込みに向かった遊郭の外観。
第9巻 入口部分が土方一味が泊まった月形の宿。
第12巻・第13巻では、都丹庵士一味のアジトの外観(右側に回りこみます)



▲開拓の村食堂
カツカレー。何と揚げたてが出てきましておいしくて感動です。屯田兵定食も惹かれたけど20分かかるとのことで諦めました。200席を100席に減らして間隔開けて座れるようにしてて、人も少ないし、かなりディスタンスでした。ただ、カレールーがちょっと少なかった個人的感想。


北海道開拓の村で見かけた印象深い文字たち。

建物の中にときどき、人形がいるのでハッとするんですけど、たまに生身の人間(ガイドさんでした)もいて、何度かギョッとしました。その中のガイドさんが、「最近また各地から巡礼に来る人増えたよ」って言ってたので、先日開催された展示会効果かな?って思ったり。全部は見られませんでしたが、それでも盛り沢山でした。ガイドさんたちがとても親切でした。ありがとう開拓の村。


帝都からやってくると、札幌は涼しくて快適ですぅぅぅと叫びたくなるぐらい気持ち良いです。確か25度ぐらい。


夜はホテルでセイコーマート豚丼初体験。おっいしい! そうして札幌初日の夜はふけていくのでした。いよいよ次の日は赤平探訪です。

22.08.18