カエルニッキ

ド・ザイナー。

『ゴジラvsコング』字幕版


GODZILLA ゴジラ』(2014年)、『キングコング: 髑髏島の巨神』(2017年)、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019年)に続く「モンスターバース」シリーズ第4作目『ゴジラvsコング』字幕版を観てきました。感想にネタバレあるかもしれませんので、未見の方はご注意です。

予告で見た通り、大画面の超ド迫力怪獣プロレスで、バトルシーンは多く、豪華な怪獣プロレス映画でした。コングの動きは人間に近いせいか、パンチがあたった時の波動を大画面から感じるほど。ゴジラの顔は相変わらず爬虫類感あって、あまり好みではないのですが、壮大なバトルシーンにあまり気にならなくなりました。

ストーリーの方は、広く浅くちょいちょい細かい設定あって、人間ドラマの方も楽しめました。コング側とゴジラ側、それぞれストーリーが動いていく構図で、最後は何となく一緒の場面にいる平和感は嫌いじゃない。両者とも女の子がキーになってるんですね。

少女とコングと会話のシーンはちょっと感動しました。こういうのに弱いです。日本の『ゴジラ』でテレパシーで念を送る三枝未希を思い出しました。(平成ゴジラシリーズ vsビオランテ〜vsメカゴジラあたり)

どちらかというとコングに人間ドラマが寄ってたと思うのですが、ゴジラの表情表すところ、1度ぐらいでよかった気がします。(何度かあってゴジラちょろい印象が)

ゴジラ前作で犠牲になった芹沢博士の息子科学者さんは、もうちょっとマッド感あったら印象に残ったかなあと思います。かっこいいんですけども。

それにしてもかつて日本でも作られたキンゴジが豪華アメリカ版で蘇るとは、いい時代です。技術も財力もありそうな「モンスターバース」シリーズは、今後も観ていきたいです。
日本のテレビではいまウルトラマンもコンスタントに制作され放映されていますが、春アニメでも、『ゴジラ シンギュラポイント Godzilla Singular Point』『SSSS.DYNAZENON』のような作品が見られて、今年は怪獣豊作年です。

21.07.26