カエルニッキ

ド・ザイナー。

『ヲタクに恋は難しい』


アニメ・コミック作品を実写コメディ化したら、日本では一番だと思っている福田雄一監督最新作『ヲタクに恋は難しい』を観てきました。感想にネタバレあるかもしれませんので、未見の方はご注意です。

ヲタクに恋は難しい、実写版は難しい。これはミュージカル映画でした。ミュージカル作詞編曲は『新世紀エヴァンゲリオン』「シン・ゴジラ』などで知られる鷺巣詩郎さん。みんな知ってる有名フレーズもあり、キャッチーなメロディーにはとても楽しめる要素が盛り込まれています。

福田監督が実写映画化するのに、いつもすごいと思うのは、キャラクター作り。今回も完璧な宏嵩と成海、そして完璧すぎる花ちゃん。演じたのは菜々緒さん。すばらしい花子でした。あと、福田組常連のムロツヨシさんや佐藤二朗さんの空気が大好きで、やっぱりおもしろかった。

ですが、役者のオタクシーン部分、セリフや行動が痛々しいのはなぜw 見ているうちに慣れるけども。役者陣にまじって本物のレイヤーさんたちがいたので(これはいい試みっていうか好き)、ある意味リアリティはあったと思います。

ヲタ恋の原作が大事な人が、もし見に行くならば、半分以上映画オリジナルなのを覚悟で見た方がいいのかもしれません。ミュージカル配分半分ぐらい占めて、びっくりするぐらいストーリーの進展がないです。

でもミュージカルで意外と歌がうまかった、役者のポテンシャル高い発見ができたのは良かったです。好き嫌い大きく分かれる作品になっていると思いました。




映画の後は、イタリア料理 銀座シシリアにてお昼ご飯。お値段が銀座にあってリーズナブルで、とてもメニューが充実。ここ、ラザニアがあってうれしい。銀座でラザニア食べたくなったらここに来よう。

老舗のイタリアンのようですが、作りが昭和的で納得。結構テーブルが広くて大人数のグループがいたり、賑わっていました。注文しませんでしたが、ピザが名物だったっぽい。

20.02.23