カエルニッキ

ド・ザイナー。

『銀魂2 掟は破るためにこそある』


福田雄一監督最新作『銀魂2 掟は破るためにこそある』を観てきました。感想にネタバレ含まれるかもしれませんので未見の方はご注意です。


ギャグもキャラ作りもアクションも1より豪華さが倍増してました! これが前作大ヒットの力か、というぐらい派手にグレードアップしておりました。

予告CMでイケメンの無駄遣い、と言っていますがまさにそれ。ただのイケメンではなく、実力派揃いというか、自ずとそうなってしまうのか、前作に続き、世界観は壊さずにあらゆる映画のスペクタクルパロディをふんだんに盛り込み、笑いと汗とよだれの見事な実写銀魂ワールドが作られていました。

とりわけ局長の演技が、演技超えてて好きです。それから、ヅラと鴨太郎のビジュアルにうっとりしつつ、時折現れる長官の存在感、そして今回も神楽の顔が、良かったです。橋本環奈ちゃん、銀魂の神楽から好きになっちゃいました。

佐藤二朗さんもおもしろかった。出演者、素で笑ってるじゃんw っていう場面あって、映画館のみんなも笑ってた。

あとムロツヨシさんのセリフで、後ろの女子が冷たいものを吹き出してしまい、前の私の席まで冷たいしぶきが降ってきたのがこの日のハイライトです。

キャスト・スタッフの皆さんもきっと2回目だったから、より自然体で絆が強くなったのでしょうか。なんて思ったり。

元がコミックやアニメで好きな作品が実写化されると、どうしても心のどこかでギャップを埋めようとする、本能フィルターをかけなければ楽しめない映画多い中、福田雄一監督は偉業を遂げていると思います。

18.08.27