カエルニッキ

ド・ザイナー。

『ジュラシック・ワールド/炎の王国』字幕版


『ジュラシック・ワールド/炎の王国』字幕版を観てきました。

軽くあらすじ。前作で恐竜たちが大暴れして閉鎖されてしまったジュラシックワールドのある島が、火山の大噴火の兆候があり、恐竜たちを救出するか否かで冒頭政府の協議が展開されます。

シリーズ1作目で登場している数学者マルコム博士が、自然現象だから放置、ということで政治的介入はないという結論が出たのですが、ジュラシックパーク創始者の大富豪ロックウッド財団のお願いで、こっそり民間企業の特殊部隊がえらばれし11種の恐竜救出作戦にむかうことになります。でも実はそれには裏の企みがあって……。

前作の恐竜大進撃のようなヤケクソ感ではない、恐竜の見せ場がたっぷりあって、中には、泣かせる場面も! 特にうまく前作で意思疎通ができていたオーウェンヴェロキラプトルのブルーの存在は結構な象徴。

恐竜を運び出すところから、運び先でのトラブルの中、恐竜を守るもの、金儲けのために利用するものと悪人と善人がわかりやすく交錯する、大混乱の中で光る登場人物のキャラクターも良かった。

そして驚きのラスト。これはすでに続編制作は決まっているようですが、次章でどう収束させるのか興味深いところです。一歩間違えばかなりしらける路線になることもありそうな、難しそうなところです。

生命倫理と社会的要素も盛り込まれた、溶岩避けるシーンちょっと笑っちゃう映画でしたっ! 個人的には前作より断然好きな作品です。

18.07.22