カエルニッキ

ド・ザイナー。

『トランスフォーマー/最後の騎士王』字幕版


14日は、『トランスフォーマー/最後の騎士王』字幕版を観てきました。

前作より全然よかった! つか、ひっさびさトランスフォーマーおもしろかったと語彙力不足を承知でいいます。

冒頭のアーサー王と円卓の騎士たちの戦争場面が森林で行われていて、ラッセル・クロウの『グラディエーター』(2000年公開)を彷彿とさせて圧巻! これは今までのトランスフォーマーとなにか違うぞと期待を抱くものです。

キャストは前作からのマーク・ウォールバーグ扮するケイド・イェーガー、前作でお尋ね者になり、オートボットと隠れて生活しているところ、天涯孤独の友達はロボットというイザベラ少女と出会います。と、ここまで書いて、おじさんと少女の映画って、それだけでおもしろい要素がもしかして含まれているかもしれないですね。

その回りを、どこかで聞いたような言葉遣いの執事ロボットを従えて、暮らしているイギリス貴族や、伝説の肝になる一族の血を引いている、現実主義のヒロイン。そして、いつもの話がわかる軍人さんと、魅力あるキャラクターで固められ、それぞれの立場で物語が動いていくので、より人間ドラマが豊かになりました。

人間ドラマでこの力の入りよう。アクションシーンももちろんド迫力。トランスフォームはさすがハリウッドの今のCG技術を象徴する映画とあって、今回のもすごい。ちょっと日本では作れなそうなクオリティ。あと今回の特徴として変形が分かりやすく、かっこいいところがちゃんと見える演出に気を配っていたかのように思います。

前作のあの虫みたいな蛇みたいなのよくわからなかったので……。技術的にはすごいかもしれないけれど、ロボはこうではなくてはという魂が感じられました。というわけで、ロボ好きにオススメ! 前作でがっかりした人は、今回は観に行ってみてはどうでしょうか。

最後は軍事力、科学力、魔法力と、あらゆる方面を巻き込んでの壮大な話でした。そのなかで伝説の聖剣が出てきたときは感動で潤んでしまった。ビジュアルの輝き方が最高です。

オプティマスプライム登場場面少なめだったけど、いい場面で登場して感動させてくれた。原因作ったのもオプティマスだったというツッコミを後で見たけれどw でもこういう脇の甘さが好き。

映像完璧なので、伝説部分の脚本がもうちょっとわかりやすいとありがたかったです。

17.08.21