カエルニッキ

ド・ザイナー。

『人のセックスを笑うな』

ネタバレあります。

39歳の人妻大学講師ユリと19歳の大学生みるめ君の恋の物語、『人のセックスを笑うな』を観てきました。タイトルのインパクトとは裏腹に、全体的にのんびりとしたおもしろい映画でした。

タイトルに背いて本編ではエッチシーンはなく、いたす前といたした後のナチュラルな会話が生きています。キスをしながらの会話とか、告白したあとの照れ臭さとか、じゃれあうところとか、役者が自然体で生々しく、思わず“あるある!”とうなずく甘酸っぱいところも。

39歳リトグラフ講師のユリが、旦那のことや浮気のことをあっけらかんと言ってしまう、熟女独特の余裕とずるさが共感できる部分でもあり、そのかわいさがうらやましくもあります。

ここでユリを責めるような熟女は、人一倍そうゆう願望が強いものとみていいと思います。そこを攻めれば落ちる砦だと言っておこう。(誰にだ)

今回、上京中のさかうさんと観に行きました。カエル(40)、さかうさん(18)という年齢構成でこの映画を観るなんてすごいタイミング。映画を観たあと感想を聞いてみたら、さかうさんは熟女よりも若い方が好みのようでした。