カエルニッキ

ド・ザイナー。

嘘空百景『ニュースの天才』『約三十の嘘』

早稲田松竹『ニュースの天才』『約三十の嘘』の2本を観てきました。

『ニュースの天才』ニュースの天才』は、ほんとにあった話だそうです。プレッシャーで記事をねつ造してしまう記者の話で、なんだかウソがばれてから認めるまで、痛々しかった。プロとしての責任云々はあると思うけれど、このウソの才能はすごいと思う。

全然レベルの違う話だけど、カエルもこうやっていんたねっとでニッキを書いているとき、読みに来てるシトに評価されたいなーって気持ちがある。でもオモチロくしようと背伸びして書いたものほど読んで見苦しいものはないし、結局は等身大のレベルで、せめて読みやすくをモットーにして書いてるにゅ。

それから、最近じわじわと見に来てくれるシトが増えていて、あまりくだらない愚痴みたいなのは、書いてて恥ずかしく思うようになったにゅ。自分に物事を引き寄せて考えてしまうと、他人が許せなくなったりするので、発想の転換を大事にしてるにゅ。ニッキのおかげだ。今は毎日更新できることが楽しい。

『約三十の嘘』約三十の嘘』は、詐欺集団のお話でした。この話は、金儲けのためにどこまでクールになれるかに、つきた気がする。電車の中の場面ばっかりで、音楽がクレイジーケンバンドで、結構独特な雰囲気がありまひた。なんだか最後はおかしかったな。愛と金どちらかしか選べないというところが、とても皮肉で好きだ。

カエルはよく「もっと賢い生き方ができないのか」と半ばあきれた風に言われることが多い。いちいち構わないで欲しいのだけど、他のシトから見るとまどろっこしいのかな。言われるたびに、落ち込んだものの、しかし他人は、人のことになるとホント無責任に言いやがるものだからしょうがない。金儲けをした方が勝者なら、喜んで愛の敗者になるにゅ。