『チ。―地球の運動について―』の魚豊先生の＜原点＞が劇場アニメ化！ ということで見てきました。『ひゃくえむ。』。感想にネタバレあるかもしれませんので、未見の方はご注意です。
『チ。―地球の運動について―』が好きだったので、まったく原作知らずに前知識なく見てきましたが、おもしろかったです。狂気せまる心理描写は、『チ。―地球の運動について―』にも通じていたように思います。おのおのの執念で誰が勝つのか、誰が勝ってもおかしくないから、走っているシーンに息を止めて見てしまいます。魚豊先生の作品はカロリー消費が激しいです。
アニメーションでは、ロトスコープアニメの、絵だけで見せる描写がめちゃくちゃ良いです。大雨のシーンなど、こういう表現法があるのかと思う箇所がいくつか。走っているシーンは大画面的にも映えました。とてもいい映画を見ました。
25.10.05
