なんか変な絵だったローゼンメイデン第9話「檻」。だけど感動しちったー。最初はただの引きこもり少年で頼りなかったジュンが、この頃はどんどん頼もしくなっていくのがオモチロイです。真紅はもちろん、特に翠星石が来てからはジュンは活発になったような気がします。翠星石の言う言葉が遠慮なく真理を突いてて、うっかり聞き流せません。だからいろいろ内側にあるものを引き出せるのかな。
ひょっとしたら、みんな自分の檻に苦しんでいるのかも知れないにゅ。カエルも過剰に入ってた檻から少しずつ出られるようになってきたような、おかげさまで最近はそんな感じがしてます。
それにしても水銀燈の言葉っていちいちオモチロイね! 「乳酸菌足りてる〜?」とか、シビアなシーンでそれが放たれると、一瞬目をむいて驚いてるのが自分でもわかる(笑) 予想もつかない言葉が放たれる、ローゼンメイデンさいこう!
ところで、そんなローゼンメイデンのオープニング曲をリミックスした、いぬの「禁じられた dameMixx」を聴いてみましたー。ずいぶんと久しぶりに作ったようですが、さすが熟練したあの切れ味は健在です。いぬは言葉というか素材選びがほんとうまいと思う。その言葉の奥には聴く者にちょっと考えさせてから結論を出させるという“過程を与える”高度な技が込められているようにも思う。目を覚まされるこのテーマ。まさにカエルもこのローゼンメイデンでは久しぶりに活気づいた何かを取り戻しました!
あと、音の切り方。つながってる音を切って、切れた音と音の間に更に別の切れた音が入ってて、織物で例えるなら、なんだろ? 思いつかないからいーや。とにかく精密な細い糸で縫い合わされた布のようで、その模様というのが必ずしも同じことの繰り返しではない複雑な織物のよう。ココ重要。コピペだけじゃないのです! あのロン毛のダメ人間は予想のつかない音の切り方をしてきやがるのです。
まるで、誰かこのいぬがギャフンとするぐらいのリミックスを作ってと、吠えてるようですにょ。
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