サディストの語源となったらしいシトの『発禁本サド』を観てきました。サド公爵かっこいい! 時代背景はよくわかりませんが、フランス革命のまっただ中で、ルイ16世とか、マリー・アントワネットがギロチンにかけられたあとの、ロベス・ピエールが指導者として活躍している時期みたいでつ。
貴族が民衆に逆襲されて、たくさんギロチンにかけられてました。その民衆の指導的立場にあったロベス・ピエールさえも、反乱軍にギロチンにかけられてました。やたらギロチンかけてたけど、そうしないと気が済まない時代だったんだろうか。もうちょっと歴史を勉強してから見た方が、分かりやすかったやも。
時代が変わり指導者がどう替わったところで、いぜん世間一般で悪名高く、スキャンダルが多かったらしいサドでつが、愛人も多かったらしいでつ。それだけ魅力的なシトだったのでしょう。世間の常識をぶち壊すカリスマなシトに、シトは魅了されていきまつ。
処女喪失のシーンは、文学的な色が濃かったでつ。明日死ぬかも知れない、そんな状態だったったら、死ぬ前にやりたいこと、死の不安に勝る欲望って、何だろうと思いました。
いろいろ調べていたら、サドが映画になった中では一番いいとか言う評価がされてました。実はそのサディスティック発禁本がどんなものなのか、よくわかりません。サドマニアなペエジがたくさんありましたので、これからちょっとずつ観てみたいと思いまつ。奥の深い世界でつ。
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ところで、先日の地震が来たときに、皆でがんばったデザインコンペは、落ちてしまいました。社長いわく「まあ、こうゆうのは、とったりとられたりだから」なるほど。というわけで、銀座の会社も今週いっぱいでお役御免になってしまいましたに。
後からこじつけてみると、何かの不安がどす黒い悪そうな映画を選ばせたのかもしれません。そして、それはツゴイ効果だったかも。