『東京都美術館で開催中の、マティス展 Henri Matisse: The Path to Color』に行ってきました。
なんと一部の作品撮影OKのゾーンがありました！ すばらしい！
派手な色合いなイメージが多かったマティスですが、やっぱり華やか。若い頃感じていたよりも、惹かれる色合いの絵が多かったのが自分の中で新発見でした。
最近の、絵を見るときに実践しているのが、「もしこの絵で扉絵を、文字は絵のタイトルで、レイアウトするとしたら」を10秒ぐらいで考えることです。絵のなかにどう載せるかを考えてみると、絵の特徴を割と覚えやすいなと思いました。一点おためしでやってみました。「ニースの室内、シエスタ」一番先に浮かぶのが白抜き文字ですね……。ちなみにフォントは大好きな小塚明朝。（フォトワークスのマティスではない笑）
助手さんの寝顔が良い。
翡翠っぽい置物の色がかわいい。
同じ部屋に作られる異空間の色合いも好き。
よく知らなかった晩年の作品もたくさん。4Kで見られた「ロザリオ礼拝堂」。昼と夜で印象が変わる礼拝堂が異空間ですばらしい。ラブリーな切り絵の上祭服［マケット］も、かわいい！ こういうのありなのかと驚いた作品群でした。見られて良かったです。
マティス展のグッズもかなり充実していました。カフェオレ用に豆にこだわったドリップパック、パッケージの型4種類、模様ごとに違うというこだわりぶり。南仏ヴァンスレモン産地にちなみ、絵はがきとコラボした瀬戸田レモンのお菓子カードセットもまたステキで。おみやげにしちゃいました。
マティス展 Henri Matisse: The Path to Color
期間：2023年4月27日（木）～ 8月20日（日）
休館：月曜日、7月18日（火） ※ただし、5月1日（月）、 7月17日（月・祝）、 8月14日（月）は開室
時間：9:30～17:30、 金曜日は20:00まで ※入室は閉室の30分前まで
料金：一般 2,200円／大学生・専門学校生1,300円／65歳以上 1,500円／（日時指定予約制）
場所：東京都台東区上野公園8-36 東京都美術館 企画展示室
23.06.11
