国立新美術館で開催中の「ダリ展」に行ってきました。10年ぶりの大規模回顧展とのことで、200点以上もの濃厚な展示がもりだくさん。初期の作品から順を追って見られるのですが、ダリがどんな影響をうけて自身の作品を確立して行ったのか、細かくわかるようでした。
アメリカ亡命のゾーンは初めて見る創作物ばかりで新鮮でした。絵だけにこだわらず、活動現場を広げた多方面でのダリの活躍は、周りにいる協力者たちの影も見え、とりわけディズニーコラボの「ディスティーノ」がダリの作品モチーフを取り入れたアニメーションで、これぞアメリカディズニーというおもしろい作りになってました。
グッズ売り場をちょっと横に入ったところに撮影可能の「メイ・ウェストの部屋」がありました。ダリ劇場美術館にあるものを再現したものだそうです。ダリの理想の女性とされたメイ・ウェストの唇クッションのぷりぷり感。シュルレアリスム家具圧倒的存在感です。この左側に大きな鏡が斜めにかけてあり、部屋をバックに自撮りできるようになっています。自撮り列並んでいたので横からパシャリ。
何度か来てますが、実は正面玄関から入るのは初めて。ダリ展東京展は12日まで!
「ダリ展」東京展
期間:2016年9月14日(水)〜12月12日(月)
休館:毎週火曜日
時間:10:00から18:00まで
料金:無料
場所:東京都港区六本木7-22-2 国立新美術館 企画展示室1E
16.12.04