カエルニッキ

ド・ザイナー。

『コンテイジョン』


アカデミー賞® 受賞監督スティーブン・ソダーバーグ(『オーシャンズ13』『トラフィック』)が、豪華キャストで描くパニック・スリラー超大作!【恐怖】は、ウイルスより早く感染する 『コンテイジョン』を見ました。

監督 :スティーブン・ソダーバーグ/2011年 アメリ

【あらすじ】公式よりコピペ
香港出張からアメリカに帰国したベスは体調を崩し、2日後に亡くなる。時を同じくして、香港で青年が、ロンドンでモデル、東京ではビジネスマンが突然倒れる。謎のウイルス感染が発生したのだ。新型ウイルスは、驚異的な速度で全世界に広がっていった。
米国疾病対策センター(CDC)は危険を承知で感染地区にドクターを送り込み、世界保健機関(WHO)はウイルスの起源を突き止めようとする。だが、ある過激なジャーナリストが、政府は事態の真相とワクチンを隠しているとブログで主張し、人々の恐怖を煽る。その恐怖はウイルスより急速に感染し、人々はパニックに陥り、社会は崩壊していく。国家が、医師が、そして家族を守るごく普通の人々が選んだ決断とは──?

今の混乱に酷似と聞いて『コンテイジョン』見たら、怖いぐらいそのまんまでした。毎日おこっている、潜伏期間を経た感染率、死亡者数、ほとんどそのまま! そしてネットの配信がきっかけでお店に列をなす町の人々……。人間の恐怖心から起こる病院や街のパニック映像は、まだ自分の周りでは見ないけれど一人がやり始めたら我も我もとなりそうで怖いものでした。

主役だと思っていた人が中盤で亡くなって動揺しました。誰でもありうるという現実を突きつけられたような。メインキャストそれぞれの立場の人間関係も複雑で、より現実味が増しました。本当の善人とは、とも思ってしまった。

感染は知れば知るほど恐ろしく、自分を含め、一般市民は愚かしい。
リアルでワクチン開発の中の人たち、リスクを負って医療事業に携わっている方たちに、本当に感謝します。

20.04.19