おうちでドラマを見るのは多分普通なのですが、"映画館で映画を見る"代わりにつけてみたタグで、見た感想を書いていこうと思います。ネタバレあると思うので未見の方はご注意です。
金曜ドラマ『アンナチュラル』を見ました。こちらは2018年1月〜3月に放送されていたTBS金曜ドラマで、現在Paravi 他で配信中です。
1話の「Unnatural Death #1 名前のない毒」に興味を惹かれて見始めましたが、結局全10話おもしろく見ました。
【イントロダクション】(公式よりコピペ)
主人公・ミコトの職業は、死因究明のスペシャリストである解剖医。
彼女が許せないことは、「不自然な死(アンナチュラル・デス)」を放置すること。不自然な死の裏側には、必ず突き止めるべき真実がある。偽装殺人・医療ミス・未知の症例…。しかし日本においては、不自然死のほとんどは解剖されることなく荼毘に付されている。その現実に、彼女は個性豊かなメンバーと共に立ち向かうことになる。
このドラマは、新設された「不自然死究明研究所(UDIラボ)」で働く人々の人間ドラマを中心に描きながら、毎回さまざまな「死」を扱いながらも、スピード感と爽快感を持って、「死」の裏側にある謎や事件を明るくスリリングに解明していく、一話完結型の法医学ミステリーである。
UDIラボは架空機関でしたが、法医解剖医は実在するとのこと。
1話はある男性の不審死の解剖から、未知のウイルスが発見される話。発見されたその瞬間から解剖医がとった厳戒態勢への行動が、いま見るとかなりリアル。消毒するところとか、感染経路をたどるところとか。
施術中に装備するフェイスガードは、マスクした顔上半分に上向きに開いた状態で着いていて目を守っているような形でした。ニュースで見るのはフルフェイスですが、やはり解剖の現場もこういう透明なフェイスカード必須なのだなと見ながら思います。
このドラマでおもしろかったのは、一度問題が解決したかのように思わせて、あとから一転して別の答えが出て来るところ。外国へ出張して買って来たお土産のお菓子から感染かと思わせておいて、実は国内で作られたウイルスが漏れちゃった、みたいな。
解剖医同士の信念の行き違いも、それぞれ過去の出来事と関係しあっていて、この人間関係に大事なものとは、と思いながら、ついつい見てしまいました。
石原さとみさんすごくかわいいし、市川実日子さんと、『シン・ゴジラ』コンビだと思って見てたけど、同僚役同士の三澄ミコトと東海林夕子の自然なやりとりがすごく好き。市川実日子さんは、内側から溢れ出るオーラがすごくて、この方は肌をたくさん出した方がいい気がしましたが、さすがモデル出身でした。
20.05.11