カエルニッキ

ド・ザイナー。

『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』


2016年11月公開から3年,『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』を観てきました。感想にネタバレあるかもしれませんので、未見の方はご注意です。


本当にさらにいくつものもの物語だった。キービジュアルからリンさんのエピソードが追加されるだろうなとは思いましたが、もっと広がったお話で、より詳しくお話が深く掘り下げられていました。

今回のさらにいくつもの物語が追加されたことによって、すずさんの心情をより大きく揺さぶるものがなんだったのか、また違って見えてきました。のほほんとした部分だけじゃなくて、日常によりリアリティが増したような気がします。考えてみたら、初期制作部分は、うまいこと外してて、今回そこにピースをはめる形になったのですが、うまくできたすごい構成ですね。

アニメーションは、ひとつひとつの仕草に全て意味があって、細かい描写がさらに見逃せない内容。そしてやっぱり玉音放送の後は泣く……。無念だっただろうなと改めて思う。


テアトル新宿で見ました。展示物たくさんありましたよ。


映画を観たあとは、新宿サンパークビルの洋食はやしやデミたまハンバーグ定食。ご飯スープ、ドリンク飲みホーダイで、890円ととってもリーズナブル。三平ストアの上にあってはやしやとは。


19.12.29