弥生美術館・竹久夢二美術館で開催中の、「ニッポン制服百年史―女学生服がポップカルチャーになった!」に行って来ました。
現代から見ると、初代の制服は和装でとってもステキでした。そのうち海外から伝わって来た洋装が効率的に動きやすいとこうことで導入されて、清楚さを持ちつつ動きやすい形に作られていく過程が、実物や、当時の記事などでわかりやすく展示されていました。ジャンパースカートは、結構歴史が長いことがわかりました。
制服というと有名な、カンコー学生服。このロゴが懐かしい! 当時のアイドルがCMで出ていた記憶が蘇りました。看板やのぼりなどで歴史を振り返られます。岡山に本社があったと聞いて、ジーンズの国だ!ってすぐ納得しました。
制服デザイン次第で入学希望の学校の偏差値が大きく変わるのも興味深く、そういえばいっとき、有名デザイナーの手がけた制服が話題になってた時期がありました。流行りの着崩し方、ルーズソックス、カバンなど、時代でコロコロ変わっていくのがおもしろいです。若者の時間は早いです。
制服愛に満ちたイラスト展示もステキでした。しっとりじっくりと訴えてくる雰囲気ものが多かった気がします。制服という存在は着ている本人たちよりも、それに目を奪われる視点からの、壮大なココロの宇宙で輝いているのだと思いました。
江口寿史先生の大イラスト迫力のかわいさで、今日マチ子先生の空気感良かった。ほっこり。
会期:2019年4月4日(木)~6月30日(日)
開館時間 午前10時~午後5時(入館は4時30分までにお願いします)
休館日:月曜日、5/7(火)
※ただし、GW期間を含む4/23~5/6は無休で開館
料金:一般900円/大・高生800円/中・小生400円
(竹久夢二美術館もご覧いただけます)
19.06.10