カエルニッキ

ド・ザイナー。

国立新美術館『庵野秀明展』


国立新美術館で開催中の『庵野秀明展』に行ってきました。

展示構成は以下のとおり。
【過去】庵野秀明の原点と彼がリスペクトするもの
【現在】アマチュア時代から現在に至るまでの軌跡をたどる
【未来】未来へ継承するためのアーカイブ


大ボリュームでありました。実家の足踏みミシンから始まって、影響受けた作品展示ものから、作り続けた作品群と、そして絶賛進行中の新作のこと、余すところなく庵野監督。と、これからの制作に関連した取り組みの話が良かった。


とにかく初めのゾーンは監督本人が影響を受けた作品群の展示で、体力の8割ぐらい使われてしまった感じがします。これから行かれる方は力の配分を……。でないと後半のエヴァゾーンに着いた頃には、電池切れ寸前に…… ←私です。

私は3時間ぐらいで頭痛がしてきたので、水分補給と寒さ対策気をつけて。作品保護のため、展示室は冷房でガンガンに冷えてるので、10月のまだ暖かい時期でしたが、長袖あるといいかも。

見てきた展示は撮影OK(一部版権物はNG)でしたので、撮ってきた写真を以下並べていきます。ネタバレ困る、未見の方はご注意です。


プロ妻の愛


実家の足踏みミシン。すべてはここから始まった的な説明があります。


初代エンタープライズ!パイク船長やカークが乗ったやつ。


電線・鉄塔・東京タワー


「神宮寺、無駄な抵抗はやめろ。ムウ帝国に勝てるつもりか」なんつって


メカゴジラの逆襲だ!」のメカゴジラ2


奥の「帰ってきたウルトラマン」のスーツが現存するのすごい。


『ゴジラ シンギュラポイント Godzilla Singular Point』ですっかりジェットジャガーには一目置くように。


ZATのデザイン全体的に好きでした。特撮ゾーンで相当エナジー吸われる感じです!

高校〜大学時代に作った作品群は、ドラマ24「アオイホノオ」でも見たものがあって、大変イメージが湧きやすかったです。
ウルトラマンになり切ってた、あの着地の振動を表現する振る舞いが無敵でした。



昨年2020年12月に『トップをねらえ』のOVA一挙公開を観に行きましたなー。


この看板が見えた頃にはヘロヘロでした。


各種興味深い設定。ネルフのロゴ案もほかたくさん。


スーパーコンピューターの存在感。かっこいい。


電源車、変圧器、冷却器。かつてこんなに電力がリアルに感じられ、電線がかっこいいアニメが描かれたことがあっただろうか、などと思いながら。


カレカノ! 好き!


シンゴジラゾーン入ります。


ラフがかわいい。



劇中チラリとしか見えない尻尾部分の拡大部分。




NHKスペシャルで見た! 妥協のないこだわりを見せていた「第3村」のミニチュアセット。


ここの廃墟で起こるシーンがめちゃくちゃ良かった。


鋭意製作中。


『真実と正義と美の化身』成田亨ウルトラマンをデザインした彫刻家)

成田亨氏が描いた「この美しさを映像にできないか」という思いが今作『シン・ウルトラマン』の原点になっているそう。成田氏が望んだテイストの再現を目指したウルトラマン、楽しみです!


こちらも楽しみです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

『庵野秀明展』
期間:2021年10月1日(金)~12月19日(日)毎週火曜日休館 ※ただし11月23日(火・祝)は開館
時間:10:00~18:00 ※毎週金・土曜日は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで
料金:一般 2,100円/大学生 1,400円/高校生 1,000円
   日時指定券予約サイト
場所:国立新美術館 企画展示室1E
   〒106-8558東京都港区六本木7-22-2 


展示のあとに、乃木坂の気になるロースターカフェ行ったけど、ステキだから長蛇の列で即あきらめ。でもグリーンがほんといいところ。空いてる時にゆったり来たいトコ。

21.12.03