カエルニッキ

ド・ザイナー。

「Kawaii 日本美術 ―若冲・栖鳳・松園から熊谷守一まで―」前期


日本画の専門美術館「山種美術館」で開催中の【特別展】「Kawaii 日本美術 ―若冲・栖鳳・松園から熊谷守一まで―」の前期を観に行ってきました。

動植物と子供の愛らしいかわいさのラインナップ。子どもと一緒にいる大人もいい顔で描かれているので、これは癒される展示です。


若冲目当てで行きましたが、他に好きだなと思ったの結構ありました。山口華楊「生」は子牛が生まれたときのホクホク感がなまなましくて、不思議な存在感をだしていました。

あと竹内栖鳳は、好きなタイプ。有名な「班猫」やカエルの「緑池」とか、独特の空間構図が目を引いて、さらに見入ってしまう筆の細かさです。「班猫」のほわほわ感すごいです。お気に入ったポストカードを買ってきましたが、眼の色は原画のほうがぜんぜんきれいです。

前期後期と展示が分かれていますが、後期は目玉の「樹花鳥獣図屏風」が展示されます。静岡県立美術館で一度見てきましたが、また行きます!

山種美術館初めて行ったのですが、とても雰囲気のいいところですね。

【特別展】「Kawaii 日本美術 ―若冲・栖鳳・松園から熊谷守一まで―」
期間:2014年1月3日(金)〜3月2日(日)
※ 一部展示替 前期:1/3〜2/2、後期:2/4〜3/2
休館:月曜日(但し、1/13は開館、1/14は休館)
時間:午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
料金:一般1200円(1000円)・大高生900円(800円)・中学生以下無料
場所:山種美術館 東京都渋谷区広尾3-12-36