『グリンチ』日本語吹替版を観て来ました。感想にネタバレあるかもしれませんので、未見の方はご注意です。
大泉洋さん声ピッタリ! 声優が本業ではない役者さんが声をあてる場合、役柄をどれだけ作れるのかなって思うのですが、大泉さんの声だってわかる声で、なおかつグリンチ にぴったりだったのでナイスキャスティングだったと思います。
寂しさがこじれてひねくれちゃったグリンチは、犬のマックスと二人暮らしなのですが、おうちは発明品でめちゃめちゃ便利。すばらしい発想と才能です。性格さえひねくれてなければ…と、もったいないと思うものです。
対照的にシンディ・ルーはママのためにサンタさんにお願いするために行動する健気な少女。お家からソリに乗ってクリスマスの街中を滑り回るアクションシーンは楽しさ満載。
シンディ・ルーのママみたいに、毎日忙しいご家庭にこの発明品があるとかなり便利になるのではと、思いながらストーリーを追います。
小さいお友達の見る映画では、ひねくれ具合がちょっとしたスパイスになっていて、一癖ある映画になっているかなあと思いましたが、大人目線ではグリンチのひねくれた原因が弱い感じがしました。最後はなんかなあなあになるし、平坦なストーリーなイメエジです。
シンディ・ルーがママが一日中ずっと働いてるって話してる場面で、隣に座ってた女の子が「すごいねー」って共感してたのに思わずほっこり。いい子ですね。
あと同時上映のミニオンズでは、山ちゃんこと、山寺宏一さんが5役ぐらいやっていたのでさすがでした。
18.12.30