カエルニッキ

ド・ザイナー。

TEAM NACS 第15回公演「悪童」 千秋楽ライブ・ビューイング


TEAM NACS 第15回公演「悪童」 千秋楽ライブ・ビューイングを観てきました。都内のチケット事情は瞬殺で、ライブビューイングはなんとか取れたのですが、結局全館完売とか。舞台+100スクリーン3万人のライブビューイングで迎えた大千秋楽となっていました。改めて恐ろしい。

舞台の方は、新潟で見た時よりもさらに感動が大きかったです。ストーリーは知っているのに、舞台というものの不思議なところです。あと新潟の時よりも都内の客席はノリが良かった。ここだ、って言うところで何度も拍手が上がり、お芝居がどんどん輝いていくのがライブビューイングでも伝わってきました。

お芝居の部が終わってカーテンコールの部(笑)がまたおもしろかった! 音尾くんから“ツアーを振り返って一言”がはじまり、ツアーで一番印象的だったのが新潟で乗ったタクシーの運ちゃんの話が出てきて思い出し笑い。そう、音尾くんが乗った後にリーダーとしげちゃんが乗ったという、どうでしょうとナックス大好きなタクシー運ちゃん。どこにでもいる熱狂的な藩士はおもしろエピソードを残していきますね。

大泉さんのおしゃべりがまたいつもの調子でおもしろかった。リーダーの博多熱々うどん静かに食べられなかったエピソード。こういうの大泉さん独特の喋り方で語らせたらおもしろさ鉄板です。時折カメラに映るただただ苦笑いして聞いている他のメンバーの姿をみて、ああ、この5人の絆って強いなあとなぜか感じました。

大泉さんの次にコメントしづらいというしげちゃん。そうだよね。でもみんなに愛されているしげちゃん。全53公演、単独で今年に入って150公演こなしているという舞台の鬼しげちゃん。ブログによると、100スクリーン3万人のライブビューイングで舞台のジャンルとしては、新記録だったとか。

みんな大好きヤスケンこと安田顕ちゃんは、実は公演中、名古屋のツアーあたりで差し歯が抜けそうであぶなかったとか。舞台中に飛んだらどんなことになるか、想像しながらやっていたとか。結局舞台上では抜けなかったらしいです。お芝居中一番ウケてたのが、役柄上ですが、シビアと冗談の中間を行ったり来たりしていたヤスケンでした。

そしてリーダー。さすがにきれいにまとめます。この5人はしゃべりの達人たちであります。千秋楽ということもあって、5人がひと通りしゃべったあと、演出のマギーさん、脚本の古沢良太さんも登壇。

今回の脚本は秀逸。カラクリが何重にもあって、最後すべてがストンと気持よく入ってしまうなんとも快感指数の高いお話でした。よくこんなお話を仕組んだなあと感動です。今後は古沢良太さん注目していきたいなと思いぐぐってみたら、大好きな訴訟ドラマ「リーガル・ハイ」も手がけてらっしゃいました。うれしい!

マギーさんもすばらしい演出。特にオープニング、エンディングはちょーかっこいい! 演出と演者がタッグを組まないとあれほど見事なビジュアルは完成されないと思いました。あくまでも自分の想像ですがナックスの5人は、マギーさんの希望をきっとしっかりと表現してたのではないでしょうか。

結局カーテンコールの部40分という大サービス。かなり長い方だと思いますが、誰ひとりとして席を立つ者はいませんでした。つづくダブルアンコールのあと、リーダーから大発表がありました。

今回の『悪童』が来年早々WOWOWで放送されるそうです。そしてもう一つ。他のメンバー誰一人聞いてなかったらしいですが、「TEAM NACS 20周年イベント開催決定!」COMINGSOON。だそうです。どんなことになるのか、楽しみ! 2016年は、TEAM NACSの年になりそう。

舞台のカーテンコールの様子が見られます→「悪童」公式アカウントさんはTwitterを使っています: "「悪童」全53公演終了。 皆様アリガトウゴザイマシタデス!! 本当二アリガトウゴザイマシタ! http://t.co/TTPTP8iJUT"

2回しか見に行けなかったけど、かなり濃厚なお芝居でよかったです。宝物にしたいお芝居がまた出来ました。

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