カエルニッキ

ド・ザイナー。

最終章『GODZILLA 星を喰う者』


<全三部作:最終章>『GODZILLA 星を喰う者』を見てきました。感想にネタバレあるかもしれませんので、未見の方はご注意です。

良かった…! 最後には私の好きなゴジラがそこにいました。1でゴジラの存在と威力の設定に驚き、2でメカゴジラに度肝を抜かれ、3ではやっぱりキングギドラは宇宙怪獣で操られ怪獣でした。

怪獣プロレスは徹底して出さなかったスタイリッシュさはわかりつつも、もう後半は人間の解説でしかわからない怪獣バトルがそこにあって、これはどうなのと思いながらも、結局は「ゴジラがんばれー!」と応援上映になりそうな状況に自分でハタと気付いてしまうという。

モスラの祈りの存在よりも、宗教色がちょっと強すぎたかなあとおもった。メトフィエス、ハルオに頼りすぎではとちょっと思いました。ハルオの心情に与える影響を考えたら必要なことなのだったのだろうけども。

結局同じことを繰り返そうとする因果関係に、終止符を打とうとするハルオに、初代ゴジラの芹沢博士の影を見た人は私だけではないと思いたい。熱い!いい場面! ハルオ1章の頃と全く違う結論を出したけれど、私にとっては、理想的な終わり方でした。ご本家ですらブレてた時期もあったのに、アニゴジのストーリーの包容力と言ったら! 脚本の内容の濃さは半分ぐらい理解できていない設定もありますが、よくぞまとめ上げた物語だと思います。

3DCGも限界に挑んだかの場面が多々あり良かったです。




アニゴジ見た後にたまたま常盤橋通ったらゴジラギャラリーなるものが! これはステキな試み!

18.11.22