カエルニッキ

ド・ザイナー。

『GODZILLA 怪獣惑星』


アニメーション映画『GODZILLA 怪獣惑星』を観てきました。

最初からずっと絶望‼︎ シン・ゴジラの熱核爆弾を使用したもうひとつの世界線にも受け取れるし、冒頭の怪獣シーンが歴代の……シーンが早すぎたのでもっかいみたい! とにかく前半は設定というか専門用語が飛び交い、人種もかなり複雑な絡みがあるような世界でした。一回見ただけでは細かいところまで把握するのはちょっと辛いかも。大雑把な流れはわかった!

まだ誰も知らない未来でしたが、怪獣惑星の2万年後の地球がわくわくです。ゴジラの遺伝子を受け継いだ動物、植物たちがおもしろい。葉っぱとかカチコチで刺さります! 地球全体が戻ってきた人間に牙を向いてるかのようです。一応論理的に生態系が成り立ってるようで、その辺も脚本がしっかり作られているのではと思いました。

皮肉にもその生態系をもどってきて再びぶち壊してしまう人間たち……。そして「あのゴジラが最後の一匹とは思えない」そのセリフまんまの絶望的な怪獣惑星でした。

良くも悪くも見ていて疲弊します……! 今回のアニメ版ゴジラは、3篇あるらしいのですが、身が持つかどうか……。絶望的で、複雑でちょっとわかりにくいけれど、この物語の行先が気になります。もういっかい見に行こうかな。

ちょっと傷がついたような、メカニカルな作画は、ポリゴンピクチュアズ制作。『シドニア』シリーズ、『BLAME!』でこなれている感じです。ゴジラの姿も独特な姿をしていました。第2章「GODZILLA 決戦機動増殖都市」は、2018年5月公開!

17.11.24