数冊借りてはじめて読んだ。なんかおしゃれなラブラブ物語と思いきや、ズコンと突き落とされる話が結構あった。終わり方もこれでいいのか？ と思えるようなものもあり、妙に心に残る油断ならない狂気漫画であった。屈折した愛、暴力、ナイフ、放火、ぬいぐるみ、ペット、離婚、宇宙人。宇宙人の話はジーンと来た。このシトのもっと読みたいと思った。
なんだか岡崎京子の描く漫画と、岡崎京子自身おかれている立場が異常にマッチしているようで、事故の話を知った時に鳥肌が立った。わずかな情報でも寒けがした。
岡崎京子といえば、7年前に事故に遭ってから意識不明の重体なのだそう。だから、最近の作品はないらしい。ちょっと調べてみたら、言葉があやふやでよくわからないけれど、回復に向っているようでつ。周りのシトたちがすごく頑張っている。岡崎京子がすごいわけがなんかわかる気がする。にわかに好きになっただけだけれども、がんばれとか思う。
【参考リンク】
●i-Okazaki非公認ファンサイト
●i-Okazaki/事故関連「事故、今までの経過」
●TINAMIX「青少年のための少女マンガ入門」
