カラオケで歌おうとすると、未だにぐっと来てしまって歌えないアニソンがあります。みなさんもあるでしょう。話を思い出したり、歌詞の内容がそうさせたり、感じるところさまざまですがヒマなので自分の中の泣けるアニソンをあげてみます。
●曲名/歌う人/タイアップ
- 「シンシア・愛する人」/岡崎律子/『アキハバラ電脳組』
- ひばりの家に招かれたつばめちゃんが「ひばりはずるい!」と初めて心を開くところ、その後3人でベッドに寝てるエンディングにかかった曲です。りっちゃんの声に合わせて、ゆっくりゆっくり場面が引いて行くのと同時に涙が頬をつたうのです。
- 「Forフルーツバスケット」/岡崎律子/『フルーツバスケット』
- りっちゃんの場合、名曲多すぎて、でもシンシアとこの曲だけは入れたかった。生まれ持った動物憑きの運命を背負って生きる草摩家の人たちを、優しくつつみこむ透くんの愛は唯一無二の癒しの存在。特に紅葉が透に自分の身の上を明かした15話で流れてしまうこの曲は反則。
- 「月の繭」/奥井亜紀/『∀ガンダム』
- 全てが終わり、エピローグにかかった曲。泣きじゃくるソシエにキスをするロラン、その後ろで車に乗って横を向いている月のディアナ姫。ディアナがロランに自分を看取る事を頼んだというエピソードがあり、日々の穏やかな営みが切なく見えてしまう。それぞれの思いを抱えたエピローグは感動。
- 「Shooting Star」/KOTOKO/『おねがい☆ティーチャー』
- 最終話だったかおぼえてないけど、みずほ先生が去るときにみんなの記憶を消してしまって、桂くんはポッキーを見ると涙がでてしまうんだけれどなぜかわからない。踏み切りの向こうに誰かいたような気配がしたけど、電車が去ったあと誰もいなくて…。そんなシーンを思い出してしまい歌えない。
- 「Proof of Myself」/林原めぐみ/『セイバーマリオネットJtoX』
- サビの、人には痛みを感じる心がある、限りがあるからこの時を無駄にしないという部分に、自己犠牲のマリオネットと重なってしまい、歌えない。しかしもう自己犠牲だったという記憶しか残っていないライム。
- 「いつも何度でも」/木村 弓/『千と千尋の神隠し』
- 繰り返す過ちにそのたび人は、ただ青い空の青さを知るのくだりが泣ける。
- 「WHITE HEAT」/yozuca*/『UG☆アルティメットガール』
- アニメはエロバカで恋もうまく行きそうだったけど、歌詞の大きな太陽になれなくてもあなたを照らす星にならなれるという、控えめに想う気持ちが自分とだぶって歌えない。この曲ばかりではないけれど、yozuca*の歌詞は全部ヤバい。
- 「ありのままに」/杉山加奈/『夢のクレヨン王国』
- OPの元気のいいマーチや、アニメのゆかいな仲間たちとはちゃめちゃな旅とは対照的に、エンディングはガラリと印象が変わったしっとりとしたものです。歌詞がちょっと宗教っぽいけれど、旅で見てきたこと、今あることが恵まれているという全てに感謝できる、シルバー王女たちのもう一面を見せてくれるようで、感動して泣ける。とくにありのままという言葉は強烈に入ってきます。
- 「優しい忘却」/茅原実里/『涼宮ハルヒの消失』
- 始めの、望むことはなに、なにもいらない、嘘ではなかったのところから、それを知らない自分でさえも。の部分、長門の気持ちを思うと胸が締めつけられる歌詞。以下号泣。
- 「Continued Story」/黒石ひとみ/『コードギアス 反逆のルルーシュR2』
- 直球な死に際の演出にもかかわらず、絶対泣くところ。歌う以前に、聴くだけで思い出しちゃってだめ。そもそも黒石ひとみのエンジェルボイスは歌えない……。
いま気付いてなくてまた想い出したら付け足すかも知れません。
チョー泣きながらかいたこのニッキ。