カエルニッキ

ド・ザイナー。

ちょっとずつ知ったこと 08:13

原生林またまた高尾山へ登って参りました。今回は6号路から登り、途中2号路の霞台ループコースを通り、3号路のカツラ林コースで頂上へ行きました。(高尾山・登山コース参照)前に通った稲荷山コースとはまた趣が違い、ジャングルの中を歩くようにすごい茂みの中を通りました。今ごろはたくさん花も咲いてましたに。同じ山でも道が変わるだけでこんなに違うなんて、それに季節が変われば同じ道でも変化するわけだし、自然てゆーヤツはでっかいなー。

2号路と3号路は自然散策路みたいな別の名前もついていて、文字通りいろいろな植物を図解で説明した看板があって、よい子にもわかりやすく書いてありました(よい子=カエル)。今回はいくつか覚えてきたので、カエルニッキを見ているお友達にも教えてあげたいと思いまつ。



ぬるで写真の葉っぱは、ぬるでという葉で、うるしみたいに触れるとかぶれてしまう葉でつ。こんな葉っぱが登山道の脇に生えているのでつ。びっくりでつ。なるべく触れないようにこの葉っぱの形を覚えて、よけて歩きました。自然てヤツは、油断なりません。

頂上へ到達し、しばし休憩をしてから帰り道は4号路を通り下って行きました。4号路もブナの木がたくさんあって、まさにそこはエオリアのようなそよ風の吹く緑の世界でした。すばらしい。すごく気分が良いので、きっとマイナスイオンとか何とか成分をたくさん吸ってきたと思いまつ。

森に住む住民もたくさんいるみたいでした。看板でしか確認してませんが、リスやネズミは、木の実を採って冬に備えてためておくそうでつ。でも、ときどき隠しておいた場所忘れちゃうんだって。(かわいー)そしたらその木の実がいずれ木になるんでつね。

スミレの花もあちこちに咲いているけれど、スミレの種には、エライオソームという甘い成分が付いていて、それをアリが巣まで運んで行って、その部分だけ食べて、種の部分は捨ててしまうんですって。種はそこでお花をまた咲かせるわけでつが、スミレちゃんが考えたのか、つごいシステムでつ。
【スミレ関係参考リンク】
スミレ
であい・アオイスミレ(すみれ想)

壮大な食物連鎖を学校で習いましたが、実際細かいことを知ると、実感が湧きますね。これを何かひとつ欠けても、うまくいかなくなってしまうんだろうとか思うと、ホント、自然って尊いんだと思いまつ。知って良かったと思うばかりでつ。



きれいな淵さて、実は帰りは道を誤り、別な場所に下りて来てしまいました。高尾山口駅前に下りてくるはずが、どこかの梅林に出てしまい、おばちゃんたちが犬の散歩をしてました(笑) しょうがないので立て札を頼りに、駅まで30・40分ほど梅林の遊歩道を通って向かいましたが、その道ったら、脇に渓流があって、つごいいいところでした。行き当たりばったりバンザイでつ。



とろろそば高尾山といえば、なぜかとろろそば。今回も登る前に食してました。今回は飯島屋さん。んまー! 行くたびに違う店で食べて行ったら、いつか制覇する日が来るだろうか。あと30回ぐらい??