カエルニッキ

ド・ザイナー。

雲取山から無事生還 08:47

雲取山に登ってきましたでつ。つごいオモチロかったー! 今回通ったコースは林道終点〜三条の湯〜三条ダルミ〜雲取山頂〜三条ダルミ〜北天ノタル〜三条の湯〜林道終点となりました。なんと、ほとんど地図にあるコースタイム通りに進んで行ったのには驚きでした。休憩時間を省けば、だいたい9時間歩いたことになりまつ。


鹿の毛と思われまつ【山にはいろんな動物がいっぱい!】
まだ真っ暗な早朝の林道でテンみたいなイタチみたいなのを見たにょ! 車のヘッドランプに照らされながら、前を慌てて走っているではありませんか。工事現場の鉄筋の山の下にすぐ隠れちゃったんですが、その後物陰からこっちを覗いてました! かわいいい! 

この辺の山には熊とかシカとか、たくさんの動物が住んでいるそうでつ。お互い突然出くわさないために、チリンチリンとなる鈴をリュックにつけて登りました。途中道端で、シカの毛らしきもの発見!(写真参照)ほわほわでやわらか〜い。何だろうむしられたのかな〜(笑)とか、いろいろ勝手に話しながら、登っていきました。


雲取山頂からの景色雲取山頂へ】
三条の湯と言う山小屋から、三条ダルミを通り、雲取山頂へ向かいました。急な木の根っこの階段があるかと思えば、なだらかな見通しのいい平らな道があったり、新緑が美しい緑色のトンネルを歩いたり、斜め斜面の細道を歩いたり、すごい変化にとんだ山道を抜けて、頂上に到着しました。お天気は雨が降るかも知れないと言われていたのでつが、降られることはなく、むしろだんだん天気は晴れに向かっているようでした。

山頂からの風景は雲に覆われていてほとんどまっちろ。小雲取の方面だと思うのでつが、そこに雲が溜まっていて、幻想的な風景を作っていました(写真参照)。ツゴイ、こんなふうに雲の動きがわかるなんて、山ならではでつね。


コイワザクラ【2000m級の春の訪れ】
大目に見ていた予定よりも、ちょい早めに着いたので、ちょっと足を伸ばすことに。雲取山頂からは、三条ダルミまで戻り、そこから三ツ山を通り、北天の樽へ向かいました。ほとんどなだらかな尾根道をどんどん歩いていき、前に三つのこぶを確認して「あれだねー」なんて言いながら、後ろにはさっきまでいた雲取山がもうあんな遠くになんて、驚きながら行きました。

道端にはたくさんの花が咲いていて、ほとんど名前はツツジ意外わからなかったのでつが、あとで三条の湯のお兄ちゃんが言うところによると、コイワザクラが咲いていたようでつ(写真参照)ほかの名前は忘れてしまいましたが、黄色い花と、白い花が何種類か咲いてました。シャクナゲの群生が飛竜山近くにあるそうで、今回は見かけなかったのでつが、来週あたりに咲くのではと言ってました。今がちょうど2000m級の山の春なんだそうでつ。そっかー春なんだー。


この上ない緑色の森【激しい山歩きの後は温泉へ】
北天のタルへ到着後、飛竜山へ登るか、このまま三条の湯へ下りるか、ちょっと話し合いましたが、足の具合など顧慮して三条の湯へ下りることにしました。三条の湯では鉱泉を沸かしていて、温泉とは言わないらしいけど温泉に入ることが出来ました。熱くてちょっとぬるっとした感じの良いお湯でした。山登りの後にこんな温泉に浸かれるなんて! 湯船からでて体を冷まして外を見ると、窓の外はこれまた森林浴。すばらしい、すばらしすぎる! ゆう子と二人で感動しまくりでした。

今回の登山の段取りはすべてRjさまが考えてくれたもの。車の運転から、体調のぐあいとかまで、細かいところに気を配っていただき、ワシらはなんのケガもなく無事に帰ってくることが出来ました。あらためてありがちょーございました。

帰りにファミリーレストランによって夕食をとりながら、次の本番の富士登山について少し話し合いました。そうだった、富士登山の練習もかねてあったのでした。山登りは楽しい。いろんなことを無言で教えてくれる自然の偉大さを、少しだけわかったような気分になりました。富士山の練習じゃなくてまた登りに行きたいでつ。