チリ発、クリストバル・レオンとホアキン・コシーニャの二人組による、異色のストップモーション・アニメーション映画『オオカミの家』を観てきました。感想にネタバレあるかもしれませんので、未見の方はご注意です。
『オオカミの家』キツかった…! オススメしないけど見て欲しいw
制作者のイマジネーションの塊をゴリゴリ脳みそに擦り付けられるような感じ。自分のような凡人には思いもつかない手法がてんこ盛りで、目が離せないし強烈。今年一番、いやここ数年の狂気映画に。
同時上映の『骨』もあれはあれで狂気。監督ふたりに惚れ込んだアリ・アスター監督が、製作総指揮に名乗りを上げたという作品だそうです。どちらもカルト中のカルト映画の殿堂入りです。
シアターイメージフォーラム建物の独特な外観。登りきれない2階への階段。天井が高くて狭いロビー。クセ強いです。
きつかった原因に劇場の状態もありました。
ここはハコが小さくて、人気映画だとロビーもぎゅうぎゅうになることが多いですが、今回がそれでした。
館内エアコンが弱冷房かなと思うぐらいの暑さで、ほぼ満席で閉塞感を感じる席で見る『オオカミの家』は、心身ともに厳しかった……。9月という夏の疲れが出てしまう時期もあり、相乗効果でトラウマになりそうな体験でした。もう一度は、ノーだけど、いい経験になりました。
23.12.14