番組初の劇場先行上映イベント、「水曜どうでしょう」2023最新作 ライブ・ビューイング先行上映決定!に参戦してきました。新作のどうでしょう全6話を見られてしまうという、一大イベントです。感想にネタバレあるかもしれませんので、未見の方はご注意です。
この日は、全国の映画館で5万人の藩士が集ったそうです。どうでしょう軍団はこの中のどこかの劇場に現れて、前枠、後枠を撮りつつ、全話一緒に見るというおたのしみ企画がありました。当然と言えば当然で、軍団が現れた劇場は札幌ファクトリーの劇場だったようです。現地の人うらやましすぎます。
藩士に限定された今回の新作は、事前に「あまり期待しないで」と聞いていた通り、いままでのどうでしょうを知らない人が見たら、ポカンな内容だったかもしれません。藩士だけにわかる積み重ねたおもしろさというのが、思いっきり詰まっていて、今回の劇場に囲って見せる作戦はかなり成功だったのではないでしょうか。不思議と一体感が生まれ、まさにライブを見ているようでした。
たしかに玄人向けではあるけれど、3話ぐらいまで辛抱すれば、誰でも笑い泣きするシーンが出てきます。滑り台は笑いすぎて涙が出て腹筋が痛くなりました。
奔放な西表島と、ロビンソンとどうでしょう軍団の親和性が、笑い泣きもしたけれど、最後とても穏やかな気持ちになりました。
そしてもうひとつの見所は、途中から出てくるNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』風のオープニング。そう、あの砂の彫像のような武者人形は、NHKさんはCGらしいですが、どうでしょうさんは、物理的にモデルを作り、撮影されたそう。これにはリスペクトと愛が詰まっていて、何度でも見たい映像になっています。
この映像については後夜祭で藤やんが、「スタッフみんなが楽しんで能動的に作っていたので、あんなに力のある映像になった」的なことを言っていて、心が熱くなるばかり。またしてもどうでしょうさん最高傑作を作ってしまうの巻。
劇場ではライブビューイングのグッズも売っていました。よくみると猫から坂道があって丸いどうでしょうロゴが転がっていますね。うふふ。
最後に発表された、大泉さんのリサイタルは行きたいな〜。取れるかなーチケットとお休み。札幌か武道館狙いたいところ。
後日、7月4日に、水曜どうでしょう D陣のサイン入り新刊「現在地」が届きました。新作視聴するまで開封厳禁の袋とじ仕様がおもしろいです。日曜のライブビューイングから未だに余韻を引きずっています。あれは現地にいなくともライブ感覚だったのだと思います。
うれしーの「ロビンソン再見記」を読み終えたら、なんとも心が豊かになったような、とても穏やかな気持ちになりました。本人でも気付かない宝石みたいなものを発掘してしまう、うれしーの千里眼のようなすごいセンサーには、毎回大切なことを気づかせてもらっています
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23.07.12