カエルニッキ

ド・ザイナー。

株式会社カラー10周年記念展


ラフォーレミュージアム原宿で開催中の「株式会社カラー10周年記念展」に行ってきました。


入場料500円で、記念冊子もついて、中の展示物は写真撮影オッケーという太っ腹の展示でした。


映像撮影はNGだったのですが、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の原画、設定資料など、みなさん食い入るように見入っていました。


かっこいいやつ。


エヴァの他、もうひとつの代表作となった『シン・ゴジラ』の第2、第3、第4形態の模型の展示とコラボのイラスト。


以前、館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技を見に行きましたが、『大きなカブ(株)』を見た後だと、このころの庵野監督はこんな感じだったんだーと思ったり。


ジュワッ。

スタジオカラーの10年間の作品履歴をまとめた特別映像や、『日本アニメ(ター)見本市』など、エヴァだけじゃない幅広い制作内容を知ることができました。最近公開された機動警察パトレイバーREBOOT - 日本アニメ(ーター)見本市(2017年2月28日まで限定公開)もすごいかっこよくて、日本のアニメーションを引っ張っていきそうな勢いです。アニメの未来をもっと確立したいところから、人材育成にも力をいれているのがうかがい知れます。入場料が破格なのも撮影OKなのも全てその信念があるからこそなのかな、と思いました。


いろいろな展示を見ましたが、本展のために今回安野モヨコ先生が描き下ろした『大きなカブ(株)』を、スタジオカラーがアニメーション化した映像が、ものすごく胸を打ってきました。うっ! 監督を囲む周りの人達はもちろんですが、モヨコ先生の壮大な監督愛にグッと来ます。配られた冊子にはコミックも載っていて、映像では作品名がぼけていて、原作では人の顔がぼけていて、2つで完結してるなあと思いました。どうか皆さまにも伝わりますように、との思いがすごく伝わってきました。

カラーの名前はモヨコ先生が考えたんですねー。


そして、関わってる人たちを応援したくなりました。


記念展は11月30日(水)まで!