もうすぐ最終話を迎え、劇場版も始まる月曜日9時からのドラマ『ガリレオ』を遅れて見始めたのですが、面白く見ています。水戸黄門のような快楽が最後に待っているのと、いろいろな物理の実験がたのしい。超音波とか、眼に見えない信号を送る系の実験が、知的好奇心みたいなのをそそります。
特に一話に出てきたKEKの粒子加速器がちょーかっこいいー! ほか、JAXA(という設定?)や、3話の無響室、6話の物性研究所・極限コヒーレント光科学研究センター、など、実際に実験しているところに少し触れるようなところが、リアリティあってよかったです。
最終話以外全部見終わったところなんですが、おもしろかったのは、第1章「幻惑す」の宗教の話と、第5章「念波る」
の双子の話。少し不思議が入るのが好きかもです。どちらも最後に不思議な部分を残して終わってる。そこが好き。
かつてハマった『TRICK』というドラマシリーズがありました。多分ご存じの方も多いと思いますが、やはり物理のどえらい教授が不思議な事件を解決していくのですが、それに通じるものがちょっとあるからかも。全くタイプの違うドラマなんですが、(ガリレオのほうが品が良い)不思議を残して、時には納得行かない結果のまま事件が解決するという、不完全燃焼のまま、余韻をひきずるところが好きな要因かもしれません。劇場版もあるようだし、タイミング良かったら観に行ってみようかなと思ってます。