京都アニメーション最新作『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -』を観てきました。感想にネタバレあるかもしれませんので、未見の方はご注意です。
外伝とはいえ、結構なボリュームでした。これでは来年公開予定の劇場版はどれほどの規模になるのでしょうか。
物語は2.5段階なっていて、ずっと緩やかに流れる時を同じく過ごしてるような気分になりました。ドールに対してイザベラの反応の変化。時々差し込まれるテイラーの存在。配達人ベネディクトとの運命の出会い。初めは夢かなと思うほど、現実感がないのですが、終盤に近づくにつれて、時代の移り変わりとともにそれがリアルになっていく見せ方が、ちょっとじれったくもなるぐらい丁寧に描かれています。
一筋の希望に満ち溢れた手紙と、湖畔の風景がとても美しく、これには目がウルウル。美しすぎて泣かせるヴァイオレット・エヴァーガーデンです。
私も泣くところあったけど、隣の男子が中盤から号泣でさらにもらい泣き。
今回の外伝は、さまざまな女性の生き方、あり方を描写していますが、どれも否定することなく、丁寧に「そうある」表現をしています。そんな京アニの優しい世界が好きです。
余談ですが、今回ヴァイオレットちゃんの初めて見るヘアスタイルやスーツ姿が、結構衝撃。個人的にはセイバーみたいに三つ編みまとめている普段のやつが好き。スーツはとても似合っていた。これは美しいエスコートでした。
あと、いつも着ているワンピースの後ろのヒラヒラがとても好き。ちゃんと見比べてないけど、テレビと若干シワが違った気がする。よりリアルになったというか……。私の妄想かもしれませんw
来年の劇場版は、公開延期が発表されました。いつまでも待ちます。待ってます!
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19.09.09