カエルニッキ

ド・ザイナー。

小田原城とギョサンと湘南くっきー


小田原城行ったことない。行きたい! とフジヲが言うので、せっかくだからロマンスカーVSE(50000形)のサルーン席とって行こうかということになり、行ってまいりました小田原日帰り。


旅の気分がアガるコンパートメント! 小田急VSEサルーン席は4人で乗れば運賃+特急料金で一般席と同じ料金ととても良心的。電源もあります。新宿から小田原まで約60分。あっという間です! もったいないです!


そして小田原城。日本の天守閣では7番目の高さの小田原城平成の大改修で、めちゃめちゃキレイになってました。


まっちろ!


小田原城来館記念スタンプコーナーに、虎朱印。かっこいいい! 北条氏二代目から五代目まで文書に代々受け継がれて使われたようです。ハンコ持つところも虎の彫り物がされてて、すごいカッコイイのです。


その後、雨で閉園していた近くの遊園地を観察し、報徳神社へお参り、ジンジャーカフェでハチミツ生姜紅茶をいただき冷えた身体をあっためました。


生姜柱がたったわ。


さて、どちらが小田原城でしょうか。ひとつは、水曜どうでしょうでも小田原城と勘違いされそうになったういろうやさんでした。これは間違うよなあという場所にあるので、知らない人が見たら勘違いしそうです。


街を歩いていて、今回小田原で驚いたことの一つに湘南くっきーがあります。お城の近くにあったのですが、無人販売所になっていて、いろんな形の自販機スタイルで販売されており、中にはご贈答向きに包装もされて、領収書も入っており、なんとも周到な自販機で驚きました。


お値段もアウトレット価格で大変お求めやすく、ついついいろいろ買ってしまいましたが、これが後で食べたらおいしいの! しかもこの湘南くっきーコーナー、神奈川のあちこちにあるらしいとの情報が寄せられてきました。地元に愛される湘南くっきー。無人販売所の割には、お客さんがひっきりなしに来ていて、人気店でした。


なりわい交流館。ステキ無料休憩所です。お茶を出してくれました。


レトロなタイルでお店の名前が作られていて、かわいいねーなんつって言ってたら、さらに隣がタイル屋さんだったという発見。


小田原の老舗和菓子といえば伊勢屋さん。「片浦レモンの生ようかん」が羊羹好きの間で注目をあびています。私はお稲荷さんを買いました。


小田原で食堂といえば、のれんと味 小田原だるま料理店さん。創業明治26年の大老舗です。大変趣きのある現在の建物は大正時代に建てられたもので、登録有形文化財指定にされているようです。


天井のカーブは、裕福さを思い起こさせる余裕が感じられます。こういう建築見ながら食べられる食事なんて最高のオカズです。


お刺身や天ぷらがおいしいと評判で、私はマグロの大輪をいただきました。


海老天のはみ出している様子をご覧ください。豪快。おみやげコーナーもあって、さつま揚げのような天ぷら詰め合わせがおいしそうでしたよ。


小田原といえばもうひとつ、有名なのがギョサン。いつぞやタモリ倶楽部でもおしゃれなサンダルコレクションの放送をしていましたが、こちらはそのサンダルコレクション日本一を誇る、ギョサン取扱量日本一 ギョサンのパイオニア小田原マツシタ靴店さんです。

いやー、知らなかった。フジヲの行きたい場所つくづく想定外です。うちも透明ラメ入りのサンダル買いましたけど。なかなか履き心地いいですぞ。


帰りもVSEサルーン席。ナッツとチーズの燻製と湘南くっきーつまみながら、老舗や名物を渡り歩いた、帰りも楽しい小田原の旅でした。



16.11.26