『インターステラー』 - カエルニッキ

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クリストファー・ノーラン監督最新作、『インターステラー』を観てきました。すごかった！！ 5次元すごい！ビジュアルもハンス・ジマー音楽もすごい！こんなSFみたことない！

見たことのない宇宙、見たことのない究極の親子の絆、親子愛を描いた壮大なSF映画とは聞いていたけれど、全てにおいて想像の範囲を遥かに超えてて、SF映画の概念を変えられました。

科学視点からでも説得力があるとか言われている、ワームホールの旅、次元の概念、重力の時間と、世界に引き込まれるハンス・ジマーの音とともに、見事な世界を作っています。とにかく映像と音が最強タッグすぎ！

最初のメッセージを受け取るという部分から、主人公がある結論にたどり着くという部分で、カール・セーガン原作、ロバート・ゼメキス監督の「コンタクト」を彷彿とさせるのですが、コンタクトでは宗教と科学の対立がテーマだったけれども、「インターステラー」では最初から一緒になっていて、更にその先が描かれているという印象を受けました。この、「一緒になってる」のが、すごい。とてもあやふやなものなのに、うまくビジュアル表現して、更に想像力を引き出させる手腕は見事だと思います。

長い時間をかけてたどり着いてからの再会、別れ、旅立ちのあたりは感動の嵐です。どれだけの絆の深さがあったのか、ノーラン監督のヒューマンドラマは半端じゃない究極の魂のつながりを描いていると思います。それに加えて宇宙の壮大さよ。

今年もしかして一番のSF映画かもしれない。

【関連サイト】
図解インターステラー→Interstellar Timeline on Behance

何度も言ってしまいますがハンス・ジマー最高です。サントラ日本語版は10日発売。個人的ですが、印象的だった2曲目「Cornfield Chase」と15曲目「S.T.A.Y」と、17曲目「First Step」が映画を見たあとに聴くとすごい余韻が残ります。あでも同じような感じかも。「First Step」が短くまとまってて余韻を感じたい時聴きやすいかもです。

サントラは通常版16曲、デラックス版23曲と2種類出ていて、単純に通常版16曲目に7曲追加されたのがデラックス版のようです。販売形態がちょっとちがってて、Amazonには通常版のみで、デラックス版はiTunesStore販売されています。