カエルニッキ

ド・ザイナー。

江戸東京博物館 大浮世絵展


江戸東京博物館で開催中の大浮世絵展 に行ってきました。浮世絵の傑作が大集合! と名を打つだけあって、すごい有名作品がたくさん展示されていました。

展示は歌川国芳がいる黄金期の頃をじっくり見てまわりました。国芳の展示会いままで何度もあったのに、そのたびに行くチャンスのがしてて、今回やっと間近で見られました。あの構図やアイデアは浮世絵界でもかなり浮いてる方だったのがわかります(洒落じゃない!)。

北斎ゾーンはさすが大盛況です。北斎の初版本の展示のところで、ページをめくると衝撃的な場面が展開されていて、その演出に人気が上がっていったらしいです。現代のマンガ本ですね。それにしてもお茶漬けに付いてきてたおなじみの絵が、でっかく展示されていると圧巻です。

歌川広重もたくさんありました。独特の構図とグラデーションの開きかたがやっぱり目立ちます。ゴッホゴーギャン、モネとかに大きな影響を与えたという浮世絵は、日本人であることをうれしく思うことのひとつです。

ところで展示会場ですが、土曜の昼に行ったのですが、チケット売り場から結構な列で、中も結構な混雑ぶりで、見ていくのに辛いものがありました。上野の美術館よりも辛いものが……客層的に。平日のほうがたぶんもっと空いてていいかもしれません。

あと、展示物ですが短期間で入れ替わるものもあり、人によってはお目当てのものを見るのに2,3回行かないといけないこともあります。くわしくはこちら→list_tokyo.pdf

大浮世絵展
期間:2014年1月2日(木)〜3月2日(日)
休館:1月6日・27日、2月3日・10日・17日・24日
時間:午前9時30分〜午後5時30分、土曜は午後7時30分まで ※入館は閉館の30分前まで
料金:一般1,300円/大学・専門学校生1,040円/中学生(都外)・高校生・65歳以上650円/中学生(都内)・小学生650円
場所:東京都墨田区横網1-4-1 (1階展示室)