カエルニッキ

ド・ザイナー。

『宇宙兄弟×オーケストラ フィルムコンサート』


21日(土)は日比谷公会堂で行われた『宇宙兄弟×オーケストラ フィルムコンサート』に行ってきました。すごくいいコンサートでした!

ステージは青でライトアップされ、正面のスクリーンにアニメ宇宙兄弟のロゴ。拍手の中さっそうと現れた渡辺俊幸さんはサラサラの光る白いスーツという出で立ちで、スラリとステージの正面に立ったかと思うと、スクリーンに空が映り、一斉にオーケストラから宇宙の星々がとびこんできました。

メインテーマ、ムッタやヒビトのテーマに、シチュエーションに合わせた曲構成、宇宙兄弟の前向きなメロディがズシンと感じられて、すばらしかったー! やっぱり映像と一緒というのがどうしても感動する。それにヒビトの声をやってるKENNくんが曲間に朗読を挟んできて、プロローグ的な役割になってて、雰囲気の良さが更に倍増! KENNくんの声ふだんからヒビトっぽい爽やかな声でした。なにしろかっこいいですね。

司会進行役に三重野瞳さんで、前半のゲストにアニメの渡辺 歩監督も登場。渡辺監督は、ムッタが初めてヒューストンに行く時に、紫先輩にだまされてNASAの青いつなぎで空港に行ってしまったときのかっこうで、すごいソックリでこの監督面白い人だって思いました。

おもしろいというと、ビデオレターが届いていて、さあどうぞ!と正面のスクリーンに映ったのがさだまさしさんで、会場が大ウケ。長い付き合いの渡辺俊幸さんのことを語り、そして最後はゲームやアニメを自分にもやらせて! と締めて、会場は笑いの中終わりました。

その後、ムッタ役の平田広明さんが登場。冒頭でなぜか関白宣言を歌ってて、これもまた会場から笑いが。平田広明さんの親しみやすい独特の語り口調で、面白おかしく今回のコンサートへのメッセージを言ってたんですが、だんだん絵が引いていったらトランペットを手で拭きながら話していて、あ、これは吹きませんから。とステキにボケてしめくくりました。

そうして最後の曲は一番派手めな「ロケットロード」。エレキギターやドラムも入ってて、アニメで聞くよりも迫力があり、生演奏の良さが際立ってました。2時間弱あっというまの時間でした。宇宙兄弟、来年はアニメ版の映画も公開予定です。楽しみ!

【参考サイト】