1976年のリメイク版『キャリー』を観てきました。『キック・アス』とかで好きになったクロエ・グレース・モレッツのキャリーです。
あまり旧作と比べないようにと思いながら見たのですが、旧作もそんなにちゃんと覚えてないのですが、本作はきれいな印象が残りました。昔のキャリーは悲壮感がすごくて怖かった印象だったけれど、クロエのキャリーは元がキレイで華があって……。クロエの芝居はすばらしいのですが、いかんせん美しくて。。
旧作の当時のインパクトが強すぎたのか、記憶の美化かもしれないけれど、プロムのシーンとか、本作は現代技術があだとなって逆に陳腐な印象を受けてしまいました。
役者の人たちは素晴らしかったのだけれど、テレビのバラエティのような3度も同じ場面を別角度から流したり、あら、ギャグものだったのか、と一瞬思ってしまうように。
現代の視覚効果をもってして、B級か完全シリアスか、どうゆう方向が良かったのかなあと、どっち着かずの中途半端な気持ちのまま帰りました。
でもクロエはすごくかわいかった! 来年の『キック・アス2』が楽しみです。