カエルニッキ

ド・ザイナー。

ゴロゴロ

マリア様がみてる―子羊たちの休暇マリア様がみてる―子羊たちの休暇を読み終えました。今回、祐巳は小笠原家の別荘で夏を過ごすことになるんだけど、祥子さまとのことで周りから辛い仕打ちをうける。本文中に「自分が好きな人の側にいるだけで、他の誰かが悲しい思いをすることもある」とあった。多分、例に漏れず誰でもこうゆうのがあるんだろうなと思うと、決して他人事ではないなと思ったり。

おそらくここには書けないほど、邪悪なココロがカエルの中にはあって、ホントにそれは醜いし、なくしたい。辛い思いをした相手を、祝福できるまでにはかなりの時間がかかったけど、今はそれ以上の幸せがあると感じていられるから、まっすぐ生きていられる。けど、それも先のことは全然わからなくて不安はいっぱい。でも、そうゆうもんなんだろうなって、最近思い始めてきた。

確信めいたものなんてきっと何一つないんだよね。わかっているつもりでも、意外と探していたりしないかな。ただここで素敵だなーと思ったのは、祐巳も自分自身に言っていた、人を好きになることは大切なことということ。うん、ほんとうにそう思う。いままでもこれからも。

ところで、別荘の最後日はゴロゴロしていたいと祐巳が言ったけれども、何かをするとは決めないゴロゴロって憧れる〜〜。