いぬ日記で知ったのだけど、作曲家のジェリー・ゴールドスミスが、亡くなったそうです。そら、おじいさんだったけど、ショック！ 大好きだったのよー！ 名前を聞いてもピンとこないシトのために、無粋を承知で説明しますと、知るシトぞ知る、たくさんの映画音楽を手がけた大巨匠です。（日本で言うたら伊福部昭ぐらい？）
その名を知らなくてもゴールドスミスが手がけた作品なら知ってるという方は多いんではないでしょうか。『スタートレック』『オーメン』『猿の惑星』『エイリアン』『ポルターガイスト』『グレムリン』『トータル・リコール』『ランボー』などなど。ホラ、どれか知ってない？ カエルは、音楽がゴールドスミスだってだけで、ジャンル問わず観に行った時期もありました。『風とライオン』なんて、映画見ていないけどあまりのカッコ良さにサントラのみ買いまひた。
ゴールドスミスがただ者じゃないと思ったのは、『ポルターガイスト』の「キャロルアンのテーマ」や『オーメン』の「パイパードリーム」のように、恐怖映画なのになんとも穏やかな曲を作ったこと。普通の感覚では思いつかないんじゃないでしょうか。その辺は専門じゃないので良くわからないけど、同業者の方は、ヤラレタ！ と思ったに違いない。たぶん。だから、ジェリーじゃなきゃダメ！ っていうシトは多かったと思います。
『スタートレック』のようにガンガンに宇宙船や車を飛ばせるようなかっこいい曲を作ったり、『グレムリン2』では、フロントでジェリービーンズをのぞき込む紳士役で劇中に登場するなど、おちゃめな一面もあったりと、カエルはいま精いっぱいの記憶を絞り出して、書いてますよ。なんていうか、カッコイイ生き様だったと思います。
【参考リンク】
●STfan.com - the Star Trek fan site in Japan
●Star Trek: U.S.S. Kyushu - News Frequency
●ジェリー・ゴールドスミスのフィルモグラフィ
