カエルニッキ

ド・ザイナー。

西新宿 ナワブ ダイニング カフェ 新宿


映画のあとは、ナワブ ダイニング カフェ 新宿にてビリヤニランチしてきました。


メニューの様子です。日替わりカレーもあるようです。


ナプキンに店名が。ナプキンに店名が印刷されているのを見ると、うれしくなります。


辛くないビリヤニ、プラオというのを初体験。こちらはラムプラオ(¥1,650)で、ラムの肉汁が染み込んだ炊き込みご飯。おいしい!


チキンダムビリヤニランチ(¥1,280)+ミニカリー(¥350)のバターチキン。ビリヤニメインでカレーがサブ。


スペシャルダムビリヤニセット(¥1,780)。選べるカレーは鶏ひき肉カレー。ナンカレーがメインで、サブがビリヤニ(とはいえボリューム結構あった)。いろいろな組み合わせがあって迷いました。

ここのチキンダムビリヤニは、バスマティ米とチキンカリーを層状にして炊き込み村して作っているそうです。ビリヤニはライタをかけるとさっぱりして、いくらでも食べられそうになりました。

カレーもビリヤニもプラオも、全部おいしかったです! また来たいたいです。


店内の様子です。モダンな棚と壁模様のおしゃれ空間です。


お茶やスパイスも売っていました。

ナワブ ダイニング カフェ 新宿
営業時間:11時00分~15時00分/17時00分~22時30分
定休日:なし
場所:東京都新宿区西新宿6丁目5−1 アイランドタワー B1F
tel:03-3340-5855
禁煙


食後は、お向かいのサンマルクでスイーツを行ってしまいました。



丸い空。この辺り土曜日は人少ないのかな。どのお店も席数多くてすぐ入れました。


久しぶりに正面からみたコクーンタワー。設計は丹下都市建築設計。

25.06.23

『メガロポリス』IMAX版


構想40年をかけた一大叙事詩だという、フランシス・フォード・コッポラ監督最新作『メガロポリス』IMAX版を観てきました。

若い時に見てわからなかったコッポラ作品(ランブルフィッシュなど)、大人になってから観たらわかるかなと思っていたけれど……わからなかった! 時間操作は何のためだったのか、お子様がその血を引いていたのは何か希望を示唆していたのかな。新しい建築技術の有機的なビジュアルは未来的。片目を修復しているかのような治療? も画期的。終始夢を見させられているような、独創的な映画でした。お話はわからなかったけれども、衣装や装飾品、カメラワークなどすばらしい映像美でした。


25.06.23

『MaXXXine マキシーン』字幕版


A24製作、タイ・ウエスト監督・脚本の『X エックス』『PEARL パール』に続く3作目『MaXXXine マキシーン』字幕版を観てきました。感想にネタバレあるかもしれませんので、未見の方はご注意です。

3部作目ということで前の1作目『X エックス』、2作目『Pearl パール』を観てから鑑賞しました。

  • 1作目『X エックス』は古典的ホラーで、痛い描写はかなりきつかったけれど、次々と犠牲者が出て、ドキドキ目が離せない展開でした。本作はこの6年後、生き残ったマキシーンのお話です。
  • 2作目『Pearl パール』は、なんと『X エックス』に出ていたおばあちゃんの若かりし頃の物語。これがまたやばかった。3作の中で1番怖いかも。『X エックス』で言っていた「ブロンド嫌い」「ダンスが好き」の事情がわかります。

『MaXXXine マキシーン』、また怖い話かと思ったら、前作2作よりは怖くありませんでした(前2作は怖いし、痛い描写強いし、猟奇的インパクト強すぎました)。1作目『X エックス』のその後の解決編(なのかな?)という感じですが、同時に80年代ハリウッドの時代背景と絡んでいたのがリアリティあって良かったです。

3作とも冒頭のシーンが共通していて、おもしろいです。

結果的に見て良かったなとは思ったけれど、怖い前2作、実は苦手でした。結局全部見ちゃって、結果、ずっと心に残っていて、夜も思い出しちゃってモヤモヤしたり(笑) 複雑な乙女心です。

現代の2025年の映画なのに、当時作ったような映画に感じちゃうのが、この映画シリーズのすごいところだと思います。特にテロップに使用しているオールドアメリカンなフォントが好きです。

80年代のハリウッド、時折かかる曲が、当時の音楽聴いてた年代ならウッキウキで、その時代にもどったみたいに引き込まれました。かつてハリウッドで撮影されていた有名映画(ヒッチコックとか)のセットが残っていて、マキシーンがそのセットの中を逃げ回るというシーンで、知る人ぞ知る名場面セットがたくさん見られました。私はほとんどわかりませんでした。

【参考】三部作相関図(公式X)


25.06.22

『JUNK WORLD』ゴニョゴニョ版(日本語字幕)


日本語吹替版につづき、『JUNK WORLD』ゴニョゴニョ版を観てきました。感想にネタバレあるかもしれませんので、未見の方はご注意です。


笑いました! すごい語感センスのゴニョゴニョ語、おもしろすぎて字幕が全然頭に入ってきません(笑) はじめに日本語吹替版で内容把握してから観た方がいいかも。「水曜どうでしょう」「小林製薬」は聞き逃さなかった! 2回目もこんなに楽しめるなんて……。

次は3部作の3作目『JUNK END』だそうです。制作スタッフも初期の3人から6人に倍になり、制作スピードがあがっていたので、無理しすぎず3作目作ってもらいたいです。

ところで、『JUNK HEAD』のエンディング曲「人類繁盛」がとても好きなのですが、「ポッコリーノ、ペッコリーナ〜」から始まる歌詞でありまして、

だということが、この度のゴニョゴニョ版で知りました。
その後に続く歌詞に、「ビンビンパンパン ビンビンパンパン(×2) ビンビンパパーン ビンパパン」ととても軽快な語感が続くのですが、タイトルから察するに、めちゃ下ネタでは(笑) 4年目にして気づいた事実。

25.06.20

『JUNK WORLD』日本語吹替版【公開記念舞台挨拶】


『JUNK WORLD』日本語吹替版 +堀監督の公開記念舞台挨拶を観てきました。感想にネタバレあるかもしれませんので、未見の方はご注意です。

前作『JUNK HEAD』は謎語でしたが、今回の『JUNK WORLD』日本語吹替版のおかげで、ちょっと複雑な時間移動の部分がわかって良かったです。世界線の仕掛けが巧妙で、わかった時にそうきたか! の連続で、考える時間を与えてくれず、最後の畳み掛けもすごいです。

長い年月をかけて神になったロビンの時間が、気の遠くなるようなストップモーションの映像作りの長さにも見えてきて、勝手に熱いものを感じました。プリンセスが覚悟を決めたところも熱いです。ここ視点が変わるまで事情を知らないので、わかった時にグッとくるものです。

わがままなボンボンはどこか憎めないし、ダンテのような武士道と未来に託す実験をする人間味があるマリガンもいて、ふざけたような世界なのに、こういう感情を揺さぶるところがずるいなと思ったり。

すべては堀監督の一部なのだなあ。監督の脳内はどうなっているんだ。


上映後は監督の舞台挨拶でした。前回のねっとりしたアナログ感に加えて、3DプリンタやCGを駆使した撮影方式は、増殖させることができて、世界観をスケールアップしてたと思います。舞台挨拶を進行していたプロデューサーさんが言っていましたが、造形物は使い回しすればいいのに、アップ用と引いた用の2パターンを作っていたそうです。堀監督のこだわりには驚きの連続です。


新宿バルト9での展示の様子です。


パンフレットゲット。今回さらにパワーアップして分厚いです。またしても裁ちから3〜5mmぐらいのギリッギリのマージンで、文字がぎっしり写真もぎっしり詰め込まれた一冊です。あと入場した時にもらったシールと、ドリンク注文するとランダムでついてくるコースターです。ロビンのめっちゃかっこいい感動シーンが当たりました!

たぶん、ゴニョゴニョ版も観にくるだろうな〜。


映画のあとは、新宿アイランドタワーB1にあるチャイナドールで、ランチ。エビワンタン麺と半チャーハン。おいしかった。


食後は光が差し込む大きなテーブル席がお気に入りの、新宿の村ビルB1 Paul Bassett
新宿店
でカフェ休憩。光が差し込むテーブル席には座れなかったけれども。アイスはミルク味と塩キャラメル味。濃厚でおいしい!


25.06.20

『昭和から騒ぎ』東京公演 イープラスStreaming+ ライブ配信


『昭和から騒ぎ』東京公演 2025/6/9(月)18:00〜の舞台を、イープラスStreaming+ ライブ配信で見ました。感想にネタバレあるかもしれませんので、未見の方はご注意です。生のお芝居久しぶりすぎて楽しいフィルターかかってたかもしれませんが、楽しすぎました(配信だけど)。

シェイクスピア作『から騒ぎ』が三谷喜劇に大変身! ということで、読んだことないですが、三谷さんのインタビューで、大泉さんがやるならシリアスのシェイクスピアより喜劇のほうだなということで、これに決まったとか。こんな話を聞くだけでワクワクしちゃいます。

お話は、3組ぐらいのカップルができそうなのですが、いろいろややこしいことになり、全キャストの個性が強くて、うまくまとまらないのがおもろしく、楽しいお芝居でした。

まずは宮沢りえさんの昭和感がすごいインパクトでした。昭和の何とか演芸劇場で見たことあるような、チャキチャキした動きとテンポの良い早口で、でも品が良いお嬢様で、全く目が離せません。普段のイメージからかけ離れた別人のようでした。

峯村リエさんのおもしろすぎる存在も惹かれました。お芝居全体が役者のおもしろさを見事に引き出されていて、1回しか見てないけれども息があってるなあと感じました。

そして満を持しての大泉さん登場では、客席からおおおお〜! という歓声が。このライブ感が楽しい。シアター全体のノリがいいし、生の舞台やっぱりおもしろいです。配信でもその空気を感じられたと思います。

25.06.20

国立新美術館『リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s‒1970s』


国立新美術館で開催中の、『リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s‒1970s』を観てきました。

建築は全くの素人ですが、お家を見るのが好きで行ってまいりました。家族のために湖の眺めがいいお家を建てたル・コルビュジエのお家をはじめ、光を取り入れるために大きなガラスの壁にしたり、背の高い木と同じ目線を居住空間にしたり、たくさんの人と過ごせる掘りごたつのようなエリアを作ったり、全ての部屋を空気が流れるように仕掛けたり、付け足しすぎてよくわからなかったり、いろいろな発想の実験スタイルを見るのは楽しかったです。


▲「スカイハウス」菊竹清訓/菊竹紀枝(日本・東京/1958年)
浮いたようなお家です。キッチンや子ども部屋は取り外しができるようユニット化されていて暮らしに合わせて変えられるお家。ぐるりと廊下が通っています。なんという発想。


▲「カサ・デ・ヴィドロ」リナ・ボ・バルディ(ブラジルサンパウロ/1591年)
背の高い木と同じ目線の居住空間、すてきです。



▲ミラー邸エーロ・サーリネンアレクサンダー・ジラード/ダン・カイリー(アメリカ・インディアナ州コロンバス/1957年)
家具と一緒にデザインされたお家。真ん中大きな掘りごたつのような一段低くなったところにソファーが置かれてあって、ここの家族はどういう団欒を過ごすのだろうと想像せずにはいられません。7人家族だそうで、四角に家族それぞれの部屋があり、中心部からは4ヶ所外を眺められ、それぞれ景色が違うそうです。なんておしゃれ! 家具も明るい暖色系でまとめられていてとても気持ちが上がります。見ていて1番楽しいお家でした。


▲フィッシャー邸/ルイス・カーンアメリカ・ペンシルベニア州ハットボロ/1967年)
キューブ型の箱が45度ずらして並べられたお家。リビングと寝室に分かれているそうです。窓が多く、それぞれは目的別に作られているとのこと。箱の繋ぎ目のところ不思議な感じがしそう。


▲聴竹居/藤井厚二(日本・京都/1928年)
それまでの和式に、イス・テーブルなどの洋式を加えた暮らしに合わせた設計。とても自然に調和していると思いました。


窓の格子模様が窓2枚重ねた時にマス目になるデザインが粋。窓や床下が風通し良くする構造が素晴らしいと思いました。調べたら聴竹居は見学できるみたいです(要予約)。


▲フランク&ベルタ・ゲーリー邸/フランク・ゲーリーアメリカ・カリフォルニア州サンタモニカ/1978年)
いつまでも完成しない家だそうです。斜めが不安になる(笑)、アート建築です。


「リビング・モダニティ」2階会場はフリー入場できます。今回の展示と関わりの深いブランドの家具が展示されていて、座れたりもしました。ネコちゃん!


シュミラクラ


丸くてこんもりしたフォルムがかわいい。


ヤマギワさんのフランク・ロイド・ライトの照明コーナー、神戸のヨドコウ迎賓館で見たやつ! なんかうれしい。【関連ニッキ】【神戸旅】ヨドコウ迎賓館 - 2023-08-20

『リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s‒1970s』
期間:2025年3月19日(水) ~ 2025年6月30日(月)
休館:毎週火曜日
時間:10:00~18:00 ※毎週金・土曜日は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで
料金:一般1,800円、大学生1,000円、高校生500円
 ※中学生以下は入場無料
 ※障害者手帳をご持参の方(付添の方1名を含む)は入場無料
 ※2階企画展示室2Eの展示はチケットをお持ちでないお客様も無料でご覧いただけます。
場所:国立新美術館 企画展示室1E、企画展示室2E 〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2

25.06.17