カエルニッキ

ド・ザイナー。

『和田誠 映画の仕事』


京橋の国立映画アーカイブで開催していた、『和田誠 映画の仕事』に行ってきました。撮影OKでしたのでいくつか写真を載せていきます。


監督たち。


どんなに大きなお仕事を手がけていても、常に映画ファンと自称していた和田誠さんの、超映画愛溢れる展示。とにかく仕事が丁寧! 大物監督、新人監督関係なく仕事を受けられていたそうで映画愛の深さを感じます。色も線も縁取りも文字もかわいかったり、力の抜け具合が絶妙だったり。

自身の監督した映画では、サブのスタッフまで現場での働きぶりをイラストでおこしていて、これは強く印象に残りました。


昔うちにあった『グッドモーニング、ゴジラ


三谷幸喜監督との対談で、タイトルに「の」をつけるのくだり、だれもが思い当たるところだったかもです。


見に行った思い出がよみがえること多々あり。


『怪盗ルビィ』のインパクトたるや。この歳になって、残る仕事ということの偉大さをひしひしと感じています。


芥川也寸志のLPジャケット手がけていたのにびっくりです。芥川也寸志本人から依頼があったそうで、交友関係とか、縁の引き合わせに勝手に心が熱くなります。そしてこの超有名曲な2楽曲詰め合わせは、どっちも大好きで、これからずっと脳内再生されてしまうことに。

国立映画アーカイブで開催していましたが、こちら常設展示合わせて入場料250円で見られて、撮影OKという太っ腹です。

和田誠 映画の仕事
期間:2023年12月12日(火)~2024年3月24日(日)
休館:月曜日および12月26日(火)~1月4日(木)は休室です。
時間:11:00am-6:30pm(入室は6:00pmまで)
   *1/26、2/23の金曜日は11:00am-8:00pm(入室は7:30pmまで)
料金:一般250円(200円)/大学生130円(60円)/65歳以上、高校生以下及び18歳未満、障害者手帳をお持ちの方(付添者は原則1名まで)、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料
場所:東京都中央区京橋 3-7-6 国立映画アーカイブ 展示室(7階)

24.04.21