池袋サンシャイン劇場で上演された、Out Of Place ARTiSt:OOPARTS Vol.6「D-river」(ドライバー)東京公演千秋楽を見てきました。感想にネタバレあるかもしれませんので、見る予定があって未見の方はご注意です。
OOPARTS的2019年以来、自分的にも3年ぶりの生舞台です。分散入退場など、感染対策はしっかりされていました。
ちょっとミステリー仕立てではじまるツナギの3人の会話。次第に明らかになっていく人間関係がこれまた予想外。そして人工知能という、時にシリアスなテーマを逆手に取った、お笑い、駆け引きがおもしろかった。映像の安田さんが突然アナウンサーで登場し、藤やんがぶたれるシーンに度肝を抜かれますw
こう言ってはなんですが、私はいままでのミスタさんの脚本に、いつも最後にモヤっと残るものがありがちで、そこがミスタさんらしさだと思っていたのですが、今回はすっきりさわやか、最後に胸がキュとなる部分もあり、なんだかそれがうれしかった。 いい余韻が残りました。
カーテンコールで、画鋲刺しながら込み上げてくるものを抑えつつ進行していたミスタさんと、いっけいさんの、こみ上げてくるものを抑えきれなかったご挨拶にグッと来てこちらもつられてうるうる。いっけいさん、前にOOPARTS出たときも、えらくお客さんたちに感動した様子だったのすごく覚えている。
最後のカーテンコールで、手のひらいっぱいスタンディングオベーションしました。なんとも久しぶりに感じた会場の一体感でした。
追記:この後の大阪公演、札幌最終公演すべて無事完走できたようで、良かった! ほんとによかった!
22.03.01