カエルニッキ

ド・ザイナー。

『1917 命をかけた伝令』字幕版


ー重要なミッションを与えられた若きイギリス人兵士2人の“一日”を壮大なスケールで描くー
驚愕の全編ワンカット映像、サム・メンデス監督最新作『1917 命をかけた伝令』字幕版を観てきました。感想にネタバレあるかもしれませんので、未見の方はご注意です。

驚きました!ワンカット(実際は編集はしているけれどほぼワンカット)撮影によって、予想してなかった感動が私の中で起こりました! ワンカットは、徐々に前線に近づくにつれて、感じる死の匂いと息遣いが、戦場という緊迫感が、恐ろしく疑似体験できるものでした。

カメラワークもどうやって撮ってるんだ、という場面が多く、あとでちょこっと公開されているメイキング映像を見たのですが、気になってた水面のギリ上を映していた撮り方は、やはり!と思い、照明弾の打ち上がる廃墟の場面など、素人目ですが工夫された技法がたくさん詰まってて、発想のセンスを感じました。

いっそ、メイキングだけで一本映画を作って欲しい。それだけの価値を感じる映画でした。

役者陣もイギリスの俳優さんを起用していたようで、将軍や大佐役にベネディクト・カンバーバッチコリン・ファースマーク・ストロングと好きなイギリスイケメン俳優が時々出てくるもんで、死と隣り合わせの臨場感を感じつつも、突然別な興奮感覚が湧いてくるものでありました。かっこよすぎて!

1917は、通常映画を見たときと違う、想定外の感動が押し寄せてきて、戦争描写は残酷で疲弊するけども、それを上回るモノがたくさん詰まってる映画でした。また見たいです。


映画の後は、免疫力アップを図りスパイスを摂取しにカレー屋さんへ行きました。


タンドーリチキンよりは骨なしのチキンティッカが好きな人たちです。カレー食べて幸せ気分になりましょう。



20.03.01